内容説明
連合艦隊はマーシャル沖の海戦に勝利。加えてフィリピンの制圧を果たし、南方作戦を完了した。日本軍は損傷艦の修理、搭乗員の補充を行い戦力の回復を図る。その最中、戦艦「大和」の慣熟訓練が終了した。連合艦隊長官・山本五十六は、世界最大戦艦の戦力を背景に、米国との早期講和を図るが……。一方、欧州では新たな攻勢が始まっていた。ロシア軍はソ連領のイルクーツクを占領し、ドイツ軍も最重要拠点である不凍港・ムルマンスクを猛攻。ソ連は重大な危機に直面する。風雲急を告げる世界情勢の中、ウェーク島に米爆撃機“ドーントレス”の影が迫る――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SEの読本
7
発売日に買って2日で読了。なかなか難しい展開だったがそう簡単には進まないのが海戦の醍醐味か。圧倒的に有利と思われた空母戦でまさかの赤城沈没。また基地航空隊のやられっぷりは3巻までの勝利に冷や水を浴びせられた。これで短期決戦の芽は潰えたか。2017/02/21
YS-56
4
そんなに上手くいくのなら、そもそも戦争など始まってない…?終わらせるのは本当に難しい。2017/02/18
Meistersinger
3
山本五十六の大和武蔵見せ金講和も米国を惹きつけられずに、米軍の馬鹿力が炸裂2017/02/26
ノーネーム
1
跳躍する米空母。そして始まった反攻作戦。今後大和を有する日本海軍がどう動くか楽しみです2017/02/28