角川ビーンズ文庫 重装令嬢モアネット【電子特典付き】

著者名：さき【著者】/増田メグミ【イラスト】

KADOKAWA（2017/04発売）

• ISBN：9784041054130

内容説明

【電子特典付】
「お前みたいな醜い女と結婚するもんか！」幼い頃の婚約者の言葉がトラウマとなり、全身を鎧でまとった令嬢・モアネット。
年頃になっても一人（と一匹）で暮らしていた。そんな時、元婚約者の王子とその騎士・パーシヴァルが訪れる。
なんでも、王子が不幸に見舞われすぎており、原因はモアネットが呪いを掛けた事だと告げられて……!?
「素顔は見せません！」
「この鉄塊が！」
心は乙女の鉄塊が魅せる、究極のラブ・コメディ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

ヒロインは鎧の中の人！お相手は、以前婚約を破棄した王子様、ではなくその従者？３人（途中から４人）の掛け合いが楽しいです。続くつもりっぽいので、続巻を早く！

2017/03/05

[六花]

婚約者の王子アレクシスに「醜い」と言われたのがトラウマになり、鎧を纏うようになったモアネット。アレクシスの呪いを解く手伝いをするモアネット良い子。絵心が壊滅的にないのが可愛い。伏線の回収は次巻なの？色々予想してたのに、答え合わせが出来なくて消化不良。続きものなら「1」って書いといて〜！(>_<)

2018/08/07

[梅みかん]

まさか一冊の間、人前で一回も鎧を脱がないとは。最後に恋に落ちて終わるところがいい。

2020/07/15

[紅羽]

婚約者に醜いと言われ、それ以降鎧を着込むようになったヒロイン、モアネット。そこにその婚約者の呪いを解く手助けする事なって…。かなり愉快なお話でした。王子が恋に落ちた後が気になります。

2025/10/01

[眞墨]

プロローグから第一章の辺りぐらいまでは、モアネットの鎧にもパーシヴァルの警戒心にも「やりすぎ」的な感覚があったのですが、読み進めるとそこにもちゃんと理由と伏線が織り込まれていることがわかって、楽しくて仕方ない話でした(笑)。ラブは方向性では「男装騎士～」に近いかな…そう、ヒーロー役の「とんでもない壁を乗り越えようとしやがって!」感(笑)。王子を呪っている人間は心当たりが１人しかいないよ…さてモアネットはどうするかな。あ、ジーナさんの声を聞いてみたい(笑)。

2017/03/07