内容説明
文部科学省より廃校を言い渡された大洗女子学園だったが、大学選抜チームに勝利すれば廃校を撤回するとの約束を取り付ける。だが戦力差は一目瞭然。絶体絶命の大洗女子学園のもとに、ライバル校の声が響き渡る――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
geshi
26
原作が戦車バトルを見せる事に徹したアニメで、もの凄い密度とスピードで畳みかけるので、映像だとどうしても見逃してしまう部分が出てしまう。丁寧に一つ一つの動きに込められた意味や理由がちゃんと書かれているので、映画の副読本としても凄く役に立つ。小説としての流れを切っても「因みに」を入れてくるので、つっかかっちゃう所はあるけれど、そんな事より細かなミリタリーネタを楽しむ作品。ノベライズオリジナルも単なる付け足しではなくストーリーの補助となっていて、特に西住母娘のシーンはよくぞここを入れてくれた!と言いたい。2017/03/02
ヴィオラ
11
アニメにあった描写、なかった裏設定などなど、色々と気付くことの多い一作でした。そういう意味では、アニメの補完的な読み方が正解なのかも。映像をそのまま書き起こしたような文章は(会話文と、それを誰が話したか?の配置の順序とかの細かな部分も含め)非常に読みづらい(^_^;) 映像が先に入っているから分かるけど、アニメを見ていない人にはなかなか理解出来ないのでは? あと、デジタル作業の弊害だとは思うけど、最後の最後(p290)でアレは酷いんじゃないかと…(^_^;) 2018/03/14
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
8
2018年 8月25日 初版。。。最初は苦しむが、観覧車の辺りから形勢が逆転し、車両数で上回るが、如何せん一世代前の各国のカス戦車である。。。ポルシェティーガーでさえ正式採用されなかった。(今でいうハイブリッドなのだが、故障が多かった。)クルセイダー、マチルダ、M4、チハ、T型など時代遅れの各国の戦車を指揮するほうが大変だと思う。。。3突の紙で書いた街の裏から砲撃なんてヤークトパンターが壁の裏から砲撃したなどの逸話からきているのだろう。このように史実や名言などが散りばめられ、楽しい。ミリオタ向けは否めない2019/08/13
のれん
7
上巻に続き、戦闘描写を忠実に淡々と文章に落としこんでいる。その怒濤の展開や場面切り替えはやはり映画との交互の補完が欠かせない。 なにより注目すべきは注釈の設定集。戦車はもちろん作戦や言葉の元ネタが詰まっており、おそらくミリオタならこれだけで買う価値がある。 だがとてもニッチだ。今作の人気は必然であると同時にとても紙一重ではないかと思う。2018/08/30
十二月の雀
3
p290誤植?それはさておき、読み応え抜群なノベライズだった。プラウダのあのシーンでは思わず涙ぐむし、最後の5分間の無言戦闘シーンでは手に汗握るし、飛行船とティーガー1はそうだったのかよ!って感じだし、ドングリ小隊の活躍ではカンテレが聴こえてきそうだし、エピローグのダージリン様はかっこいい。もう20回くらい映画観たけど、細かい描写や解説でまた新鮮な気持ちで楽しめた。解説はスペック厨には大変嬉しく、蘊蓄も大好きなのでありがたい。さて、もっかい映画観よう。2018/02/18
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