SCS ストーカー犯罪対策室(上)

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SCS ストーカー犯罪対策室(上)

  • 著者名:五十嵐貴久
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 光文社(2017/02発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334911461

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内容説明

白井有梨が所属する新品川署ストーカー犯罪対策室(SCS)に、35歳の専業主婦から相談が寄せられた。2か月も無言電話が続いており、ついには動物の足先と『殺してやる』と印刷されたコピー用紙がポストに入れられていたというのだ――。一方、実は有梨も「S」と名乗るストーカーから無数のメールを送りつけられ続けている。いったい誰が、何のために? 社会的な関心の高いテーマに挑んだ警察ミステリー意欲作、2ヶ月連続刊行!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

144
5話からなる様々なストーカー犯罪を描いていますが、その犯罪対策室に所属されている白井有梨も実はストーカーに悩まされているという設定でなかなかに興味を惹かれる。上巻の最後の話しでは同僚の加納が有梨に迫って、もしや加納がSかと思ったのだが違った。Sの正体は一体誰なのか?という疑問を残して下巻へと続きます。それにしても、「リカ」の作者が描くストーカーっていうのはどうしてこうも興味が惹かれるのでしょうか?(笑)異常に執着するストーカーの気持ちが全然わからないのが私には怖いです。2020/06/14

紫 綺

134
ストーカー対策室SCSの活躍を連作短編風に綴る。ツカミの第一話がイマイチすっきりしない展開だったのでハズレかなと思ったが、エピソードを重ねるごとに面白くなっていき・・・えっ!?っとなって下巻へ。ストーカーも怖いがスマホって恐ろしい。2017/06/30

いつでも母さん

131
いや~~!下巻を早く~!怖い、怖いストーカー!5件の事件も勿論こわいのだけれども、その時々に送られてくる『S』からのメールが怖い。もう、そっちが気になっちゃって一気に読んだが、もう、もやもや感が半端ない。下巻を横に置いてから読めば良かったか私。未だにガラケーの私だが、もうね、疑い出したらきりがないというか、誰も信じられないのだ。五十嵐貴久、本領発揮だ!そこの貴方も読んでみて。2017/03/06

タックン

111
ストーカーを追う刑事たちの連作短編集。1つ1つのストーカー案件はありきたりだったけど交換ストーカーは新しい発想だし実際にあったら怖いかな・・・?アイドル・女優の話は真相を知ったら女優の心理描写が上手いなと思ったけど最後はやっぱ納得いかなかったな。それにしても有梨をつけ狙うSの正体が1番気になってた。やっぱ内部かあって思ったら違うようで下巻に続く。2017/04/18

miww

106
五十嵐さん最新刊。私の中のストーカーのイメージが覆され派生した様々な事例。交換ストーカー、被害者の逆襲、ラストの早川沙紀とSCSの有梨の災難に驚愕、怖すぎました。Sは一体誰?下巻へ‥2017/04/20

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