二見時代小説文庫 徒目付 密命 - 旗本三兄弟 事件帖２

著者名：藤水名子

二見書房（2017/03発売）

• ISBN：9784576160092

内容説明

徒目付組頭としての長男太一郎の初仕事は、若年寄からの密命！

旗本相手の贋作詐欺が横行、独り立ち向かう太一郎は、敵をあぶりだそうとするが、逆に襲われてしまい……。

やくざの用心棒で稼ぐ次男黎二郎、その下に歳の離れた三男順三郎と、二人の弟をもつ旗本来嶋家の長男太一郎は、徒目付組頭のお役についたが、若年寄から、旗本相手の贋作詐欺の下手人を捕らえよとの密命を受ける。黎二郎の手も借りて一味をあぶりだそうとするが、逆に敵の術中にはまり、襲われてしまう。裏に幕閣に関わる陰謀？　太一郎必死の戦い！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とし]

旗本三兄弟 事件帖｢徒目付密命｣2 巻。三兄弟末っ子順三郎に初めて友孫四郎が出来たことから、物語は一気に加速したのか、父の死の謎、母の女大石のような行動、闇公方の正体とするところもあるが、太一郎と黎次郎の兄弟愛、母を思う気持に救われますね。

2020/01/22

[さつきばれ]

前作もそうだったけど、話がなかなか進まずちょっとくどいなぁという印象。 謎が明かされる。 小さい頃の太一郎と奥さんの出会いを読みたいな。

2017/06/01

[なあちゃん]

父親の死の真相がわかりかけてきた。

2018/12/04