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内容説明
「お母さんは真由美ちゃんのこと大好きよ」「ほんとう? ママ、今のことば何度も言って」……重症のチック症に苦しんでいた5歳の真由美ちゃんのお母さんは、下の子が生まれてからは真由美ちゃんにやさしいことばをかけたことがなかったことに気づきました。それから数か月後、チック症はうそのように治りました。実際にあった本当の話です。自由に名を借りた放任主義や甘やかしを一切認めないスパルタ主義などがもてはやされた時期がありました。しかし、子育てに理屈は要りません。「甘え」や「わがまま」さえも包み込む大きな愛だけが、親子の心を一つにします。「お母さんはあなたが大好きよ」「あなたはお母さんの宝物よ」「どんなことがあってもお母さんはあなたの味方よ」……本書は、この三つの“魔法のことば”と愛情で、子どもをいきいきと変身させる子育ての心得をアドバイスします。子育てに一人悩むお母さんに贈る愛と勇気の育児書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiro
1
「心がやすらぐ魔法のことば」以来、個人的に人生のメンターとして仰ぐ山崎房一氏の本も気がつけばこれで4冊目である。子供に愛情を注ぐ事とは見聞きする事が必ずしも正しいとは言えず、現に行われている事とは正反対のことが多いと痛感する箇所が多々ある。この本を読んでいると自分がどのように親から育てられてきたのかを自然と考えるようになり、いい面も悪い面も今の自分に反映していると初めて自分の事を客観視する事ができたように思う。子育ての指南書として手元に置いておきたいと思った本はこれが初めてにして一番なのではないのだろうか2013/03/01
星野区
0
子を持つ母親向けの本ですが、独身でも面白く読めました。特に自己嫌悪に陥りがちな方へ。読んでいる内に知らず知らず、著者の言葉で癒し効果を得ます。著者は他に、母子に限らず心理カウンセリング的な本を出版していたので、自然とそうなってしまうのかもしれませんね。 同じ著者の他の書籍「心が軽くなる本」「心がやすらぐ魔法のことば」も読んだことがありますが、本書の方がスッと頭に入ってきます。今の自分では文字を追うのも一苦労…という方は、まずはこちらを手に取ってみてはいかがでしょうか。2017/08/31
καйυγα
0
私が求めていた内容と異なっていたようで。ヒステリックな母親が多々登場しており、実際にこんな親いるんだなぁと、自分は気を付けたい!!と思ったぐらい。自分の子供を目の前にして、「グズ」だの「ダメな子」だの・・・。世の中、広いもんね。2014/01/24
トダ―・オートマタ
0
「甘えさせる」のと「甘やかす」ことの違いを何回も書いている。それほど、この勘違いが日本に蔓延していると思う。世間ではスパルタ教育のように厳しくする教育がもてはやされているのだろうが、本書が正しければスパルタ教育はまったくの無意味だろう。この問題でたちが悪いのは、教育したほうではなくされたほうが悪者になってしまうことだと思う。2011/07/15
ohiru
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一貫して同じ事を訴えてます。子供のうまい叱り方を考えていた私はハッとさせられました。2009/08/04