ニンジャスレイヤー殺（３）

著者名：ブラッドレー・ボンド【原作】/フィリップ・Ｎ・モーゼズ【原作】/本兌有【原作翻訳・漫画版監修】/杉ライカ【原作翻訳・漫画版監修】/関根光太郎【漫画】

講談社（2017/02発売）

• ISBN：9784063906127

内容説明

邪悪なニンジャソウル・ナラクはフジキドの奥底に封印された。だが、妻子を殺したニンジャへの復讐の炎は消えてはいなかったのだ。ニンジャの力を失い、圧倒的に不利ながらも復讐を続けるフジキドに、ソウカイ・シンジケートは若きニンジャ ドミナントを差し向ける。しかしそれはフジキドの真のイクサの始まりだった――!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

◎ 妻子の復讐のために力を求めたフジキド。彼はニンジャソウル・ナラクに憑依されてニンジャを殺す力を得たものの、肉体のコントロールを奪われ、人間らしい心も無くし、ひたすらニンジャを殺すマシーンとなってしまう。暴走した力に苦しむフジキド。ニンジャマスターのゲンドーソーによってナラクの力を封印した彼は、自らの意志でニンジャの力を使いこなすべく戦いを続けるのだった…。少年マンガ風アレンジの「ニンジャスレイヤー」コミカライズ。

2016/04/10

[うさみＰ]

メンポに殺意を込めて。プロトタイプニンジャスレイヤーが何とも味があってよい。ドミナントのカッコいい。何度目かのドージョー襲撃編へ。宙づりにされることで、ユカノ＝サンの豊満な胸が強調される。

2016/03/28

[高城剣]

Ｖ８信仰が、こんなところにまで悪影響をｗ

2016/08/18

[杉浦印字]

窮地からの完全復活といういわばお約束に満ちた展開が、おざなりじゃなく熱のある好シーンになっている漫画力の高さ。アクションに隠れがちなニンジャデザインがじっくり見れる設定画も楽しい。

2016/04/10

[一会]

ナラクの支配から解放されたフジキドはゲンドーゾーの忠告に反して、自らの意思で復讐者としての道を歩み出す。それが裏切りであることを知りなから他の道を選ぶ余地がない姿の悲しさと決断的な意思が、彼を真の「ニンジャスレイヤー」として新生させる。そして訪れる恩人達の危機に駆けつけるのは人間性の証。第一部を時系列順に描くという作品のコンセプトが活きていて更に先が楽しみになってきました

2016/03/25