内容説明
空前の猫ブーム到来! しかし初めての猫との暮らしがうまくいかなかったり、長寿となった猫の介護に悩んでいる人も多い。 キャットシッター歴24年、延べ5万匹以上の猫と接してきた著者が、人と猫が家族としてずっと幸せに暮らせる「最高の猫とのつきあい方」を伝授します!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
楽駿
39
読書会仲間本。猫の生態について、その年齢に合わせた対処や注意点。猫と暮らすうえでの心構えとか。つい、猫を飼うと書き込みそうになって、それはいけないと書かれていたのに。猫を飼う、エサをやるの、上から目線は禁止。猫と暮らす、ご飯を食べる、が正解。下僕でもなく、ペットでもない。対等に付き合うべし。我が家はどうだろう?ほとんど小さな子供の気分?いや、やっぱり、大好きな家族。多分、家の中で、猫と話す言葉の方が多い。話せば、結構わかっているので、お泊りの時とかは、事前に何回も話しておく。不安が少しでも減るようにね。2019/06/24
さら
31
ひょんな縁から仔猫を引き取ったのですが、警戒心が強くなかなか隅っこに隠れたまま出てこないクロちゃん。以前からうちにいるミーの存在もあって慣れるのには時間がかかるだろうなぁ、と思うものの、なんとかならないかしらと本著を読んでみました。特に目新しいことはありませんでしたが、猫にもそれぞれ性格があり、個性を認めてそれに合った対応をしていかないとね、と思いました。2017/08/11
むつこ
21
猫のシッターをする作者、「猫を飼う」から「猫と暮らす」生活のアドバイス本になっています。テレビCMを観ているようなネコ様がてんこ盛り、やさしい文体で知っていることでも読んでよかったと思えます。2021/04/05
にがうり
21
猫本続きます。猫と暮らしていると長期の旅行や出張時のお留守番が悩みの種。キャットシッターの第一人者である著者の活動に以前から興味があり、過去に何冊かエッセイも読みました。猫ブームで新書も出したんだ、へええ と思って読み始めたら、目からウロコがぼとぼと。経験値に基づいた猫と人の快適生活のアドバイスは、獣医師の猫指南書より心に響きます。同時に自分はなんてダメな飼い主なんだと反省しきり、頭を深く垂れました。猫は勝手気ままでわがままといわれますが、飼い主のほうが猫以上に自己中心的で自分勝手でした。ごめんにゃ。2017/02/22
コーデ21
17
我家のニャンコは今年19歳!そろそろ介護&看取りを真剣に考えることも多くなった今日この頃なので、老猫に関する事柄はとても参考になりました☆特に最終章の「『正しいこと』よりも『大切にしたいこと』があっていい」という言葉には感銘を受けました!ともすれば正論を振りかざす人が多い世の中だけど「大切にしたいこと」は人それぞれ☆ 人間としてのありようにも参考になる言葉では? いい本と巡り合えて嬉しいです。老猫のとの暮らしを共に楽しみながら過ごしたいです♪^^2018/02/14