集英社文庫<br> われら九人の戦鬼 下

個数:1
紙書籍版価格
¥838
  • 電子書籍
  • Reader

集英社文庫
われら九人の戦鬼 下

  • 著者名:柴田錬三郎【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 集英社(2017/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087478426

ファイル: /

内容説明

夜八郎を心から慕っていた梨花が死んだ。これでもう、不毛な地伊吹野に留まる理由はない。だが、農民の窮状に手を差し伸べる天満坊の熱意にほだされ、夜八郎の心は動く。これまで世に益することなく、害毒を流すだけだった余計者九人が立ち上がった。竜神湖の水をふもとに落とし、灌漑溝を満たせば民は救われる。九人の戦士は勇躍、攻略不可能とされる地へと向かった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

グリンタ

3
柴錬ファンながらノーマークであった。我ら九人の甲子園より発見。相変わらずの無頼もの・薄幸の美人・モテすぎくんの主人公・・・・・・代わり映えのない人物であるが、ストーリーが良かった。時代劇映画にして見てみたいなぁと妄想す。おしりをもうちょっと熱く描いてくれたら嬉しかったな~。2014/01/29

ペペロニ

2
夜八郎と左近の一騎打ちは素晴らしかった。決戦を目前に団結した男たちの熱い覚悟が胸を打った。もう少しラストをしっかり書いてほしかったが、夜八郎が最後に取った行動は、彼らしくもあり、柿丸がまた苦労したりドジを踏んだりするんだろうな、なんて考えた。2014/07/20

ユウティ

2
「スペースオペラを読む」に紹介されていたので読んだらおもしろかった。敵方がみな単純すぎることと、やたらと美しい女が登場しては主人公に惚れる、の繰り返しに微妙な気分で読んでいたが最終決戦で逆転。しかし最後の最後はキチッと書いて欲しかった。柿丸はいいキャラだったなあ。2014/02/12

hobby no book

1
後半、だいぶ駆け足になってしまったことと、いくら凡夫の活躍とはいえ、九人それぞれのキャラクターをもう少し掘り下げてほしかったなぁと。新聞連載ということなので、分量の制限や、まとめるために途中で方向性の転換があったのでは、とも思ってしまった。2016/02/25

tai65

0
星3つ2013/01/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/368089
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす