内容説明
動物虐待、ゴミ屋敷放火、下水道内でのガソリン爆発――K署勤務の刑事・亜坂の身辺で奇妙な事件が続発する。それぞれの現場には意味不明な言葉が残されていた。亜坂は本庁の土橋刑事の協力を得て捜査に乗り出すが、犯行は凶悪化の一途をたどり、ついには身許不明の女性が撲殺体となって発見される。その遺体にも、謎の言葉が刃物によって刻まれていた! 社会の闇を抉る警察捜査小説、第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょん
24
ちょっと読書ペース落ちてました、ようやく読了。前回読んだ本のシリーズ。主人公のシングルパパ刑事が見違えるほどいい人間に成長しててびっくりした✨2022/04/23
み
18
ニゴリさん、2作目は少し逞しくなりました。理沙ちゃんの方が逞しいけど。このシリーズは、続いてないようですね、理沙ちゃんの成長読みたいのに残念。2025/01/05
coco夏ko10角
16
第2弾。ある地域で起こったいくつかの事件の現場には奇妙な言葉が遺されていて…。主人公が前巻と比べて刑事としても父親としても成長していて「おぉっ」と。前巻終盤で色々あった土橋は思ったより元気そうだし出番多くてよかった。『百匹の踊る猫』がファイル001で今巻がファイル101なのはどうしてだろ。2023/04/13
マサキ@灯れ松明の火
12
シリーズ第2弾です。……やはり、中途半端なデジャブが………帯の「ネオ社会派警察捜査小説」の意味が、拡大解釈するとそうなのでしょうか?理沙ちゃんの母………絶対に母親としての自覚ないと思われます………うーん"(-""-;)"2017/06/07
シアン
6
亜坂誠シリーズ第2弾。「百匹の踊る猫」の続編。土橋のたとえは分かりにくいが、正統派の警察小説。事件を一つ一つひもといていくのはなかなか面白い。しかし、下手に凝った作りをしているのにあまり功を奏していないような気がする。2017/01/14