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内容説明
「BBT×プレジデント」エグゼクティブセミナー第三弾!
アイドルエコノミーは産業革命にも匹敵する
自分ではリソースをもたず、空きリソース(Idle)を見つけ、必要としている人とマッチングさせるアイドルエコノミー。
本書では、アイドルエコノミーの解説だけでなく、アイドルエコノミーを活かしたビジネスの実例も多数紹介。
読み終えたときには、大きなビジネスチャンスが眠っているアイドルエコノミーに、あなたもきっと参加したくなっているはず。
【著者紹介】
大前 研一(おおまえ・けんいち)
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。
著書は、『「0から1」の発想述』『低欲望社会「大志なき時代」の新・国富論』(共に小学館)、『日本の論点』シリーズ(小社刊)など多数ある。
【目次より】
第一章◆アイドルエコノミーで、新しいビジネスを創造せよ 大前研一/ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長、ビジネス・ブレークスルー大学学長
第二章◆ネスレ日本のイノベーション 高岡浩三/ネスレ日本株式会社 代表取締役社長兼CEO
第三章◆日本交通のスマホアプリ戦略 川鍋一朗/日本交通株式会社 代表取締役会長 JapanTaxi株式会社 代表取締役社長
第四章◆印刷業界を変えるアイドルエコノミー 松本恭攝/ラクスル株式会社 代表取締役
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
25
デジタル技術を使って自社の所有するモノや場所、土地などを共有するビジネスをシェアリングエコノミーと呼ぶが、自社のリソースに限らず、遊休のリソースを需要側と供給側にマッチングするサービスをアイドルエコノミーとして紹介している。前半はその概念と世界での事例を紹介し、後半では日本における先進事例として、ネスレ日本の高岡社長とのインタビューを通したネスレのイノベーションの各種取り組み、日本交通の川鍋さんのイノベーション活動、ラスクルの印刷機械の共有による安価な印刷サービスとハコベルを通した配送サービスを紹介する。2019/08/29
葉
4
時代は所有からシェア、そしてアイドルエコノミーという必要としている人とマッチングさせる経済に動いているらしい。その例を自動車や家電の普及率で紐解いてい、Uberというシリコンバレー生まれのサービスやサイタのサイトは面白い。日本交通の川鍋会長のタクシー業界におけるアプリの導入や考え方などは面白かった。中国の上海では目の前の人を無視してアプリ優先すると罰金と先週末お会いした社長が仰っていた。2017/03/06
Toshi
3
所有→シェア→アイドルと次のビジネスモデルに何が来るかと興味が尽きない。これらビジネスモデル変遷のスピード感に対し、大企業等が従業員を囲い込む会社モデルは未だ旺盛で、会社の在り方自体が新しいビジネスの足枷となる感がある。2017/03/20
Tomono Mitsuhiro
2
所有からシェア、そしてアイドルエコノミー。アイドル時間を利用、スペースやモノなどを格安でレンタル、利用することをビジネス化。 ネスレと日本交通のインタビューはあったが、UberやAirbnbなど以外で日本ではどんなケースがあるのか? 興味があるのと共に自分でも探してみたい。2017/09/01
モビエイト
2
ネスレ、日本交通といった勝ち組でも更にネットを上手く利用していかないと負け組に追いやられるのだと思いました。2017/03/19