内容説明
貧しい田舎の少年フィンは、家族のために免税特権を得ようと、一か八かアシュレイ魔法学校の入学試験に挑む。まさかの合格を果たすと、貴族の子息ばかりが集う学校での寮生活が始まった。レベルの高い授業に苦労し「落ちこぼれ」とバカにされながらも、必死に勉強して友達を増やしていくフィン。次第に才能の片鱗を見せ始め、王国一の魔法使いであるルーベンスと出会い、なんと初めての弟子にされてしまう。そして二人で故郷の村を訪れた時、フィンの隠された力が明らかとなる――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こま
5
なろうでは珍しい三人称ばかりで全体にお伽噺みたいな雰囲気で楽しく読めた。貧農の少年が貴族ばかりの魔法学校に入学して国で一番の魔法使いの弟子になると言うから、メインはイビリに耐える系でオアシスとしてサポーターがいるぐらいかと思ったら、ドラ息子に来てくれた嫁を下にも置かない扱いにアクセントとして嫁イビリな感じで拍子抜け。2017/04/29
sion
4
全体的にのどかな雰囲気です。フィンは家族を救ったね。 魔法学校ものは好物だなぁ。 途中の農村の話で魔法は何処?と思ったけど。2017/09/18
依音@いおん
4
全体的にほのぼのです。でも視点がコロコロ変わって、わたし的には少し読みにくかったかも…?2017/01/24
pincle
2
あまりドキドキワクワクといった感じはしない。2020/11/15
Abercrombie
2
淡々とした文章だなあ。でも、魔法学校の日々や農村の生活が丁寧に描かれているし、どぎつい描写もない。児童向けファンタジーとして読むなら良作なのかもしれない。2020/09/22