講談社青い鳥文庫<br> エトワール! 1 くるみ割り人形の夢

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講談社青い鳥文庫
エトワール! 1 くるみ割り人形の夢

  • ISBN:9784062855945

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内容説明

主人公はバレエが大好きな小学校5年生・森原めい。同じバレエ教室の友達には南と梨央がいる。ある日、NYから帰国子女の杏樹が転入してきた。 杏樹はかわいくてスタイル抜群、それにバレエも上手い。次の発表会は「くるみ割り人形」、希望者の多い役はオーディションで決まる。 めいは主役のクララに挑戦することに。しかし、めいにはひとつの悩みがあった――。発表会に向けた少女たちの努力と葛藤を軸に物語は展開していく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

30
『海と真珠』が大好きだった梅田みかさん。もうバレエ物は描かないのかな、と思っていたら青い鳥文庫からシリーズが刊行される事になりました。懐かしいきらめきに満ちた物語。今日よりも明日、明日よりも先へ。皆と一緒にもっとバレエが上手になりたい。有村バレエスクール十周年の記念公演はくるみ割り人形。全バレエ少女の憧れだけれど、踊れるのは一人だけ。その過程で一つずつ友達から先輩から先生から色々な事を伸びやかに吸収していく。発表会は学びの間。その誇らしさも悔しさも想いの全てが。初めての全幕物に意気込む先生の言葉が好きです2018/06/10

たまきら

24
4歳からバレエを始めた娘。ついに昨日、トウシューズをはく練習に入りました。先生に叱られてものんびり楽しそうな8人の三年生グループも成長したなあ…もう少し欲を出してもらいたいなあ…と思って、五年生の女の子が主人公のこの本を借りてみました。主人公の名前が先生と同じで大うけ!早速真剣に読んでいます。「スプリットできないとトウシューズできないんだ、このお教室…」と愕然。バレエを習っている女子にはお勧めできるお話です。2020/09/30

piyちゃん♡

9
バレエを習っているので読んでみました。 めいちゃんの、先生が言ったことをすぐに飲み込んで自分のものにできる才能はすごいと思います。 些細なことに悩んだり苦労したりするところがすごくリアルで、でもそんなこともバレエの一環で楽しい!って言っているめいちゃんの考え方が好き。 杏樹が可愛い。 透くんとのこれからの関係も楽しみ!2巻以降も読みたいです。2022/01/15

るむ

5
バレエをしている友人に、子供向けだと思わないで!と、勧められて。バレエは幼少期にちょこっとかじりましたが、手足は短いし体はかたいしで、断念。そんな私でもかなり楽しめました!YouTubeでクルミ割り人形を観たり、音楽を流したりしながら読みました。お金の話が切実で、子供むけなのになんて心配になりましたが、家族の理解を得られてなにより。めいちゃん頑張れ!続きも読みたい。2021/07/13

alleine05

4
主人公がいかにも子どもらしい子どもですっきり楽しめなかった。そりゃ児童書の主人公なんだから当然かもしれないけど、他の児童書だと普通に楽しめたものもあるのだけどな。あるいはいかにも「大人がイメージする子どもの姿」過ぎて違和感をおぼえたのかね。それとこの手のスポーツものを読むときは物語を通して題材のスポーツに興味を持てるようになることが多いのだけど、残念ながらこの作品を読んでもバレエにはそれほど関心が持てなかった。バレエという競技自体が自分に合っていないのか、それとも作品の描写ゆえに興味が持てなかったのかは2023/06/06

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