井伊直虎と戦国の女100人

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井伊直虎と戦国の女100人

  • 著者名:川口素生
  • 価格 ¥730(本体¥664)
  • PHP研究所(2017/01発売)
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  • ISBN:9784569766669

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内容説明

実は戦国の世ほど、女性が力を振るった時代はない。一族の繁栄と生き残りこそ至上命題とされる中で、お家の命運を最後に握るのは“女”だった。その代表ともいえる存在が、2017年大河ドラマのヒロイン・井伊直虎である。今川家の過酷な支配下で、家族・許嫁をはじめ一族の男子を失うも、滅亡寸前の井伊家の当主に立ち、積極果敢な領地経営を展開。のちに「徳川四天王」となる養子・直政を世に送り出し、井伊家再興を果たした。本書は、そんな「女城主」直虎をはじめ、日本各地で歴史を動かした戦国女性100人を網羅し解説する。「北条政子の再来」と称された下野の女大名あり、武田家滅亡後に名跡復活を画策した信玄の娘あり、拉致された息子の代わりに大将として出陣した76歳の老母あり、「男ならば関白」と噂された前田利長の型破りな妹あり……。信長・秀吉・家康ら天下人さえ翻弄するなど、乱世に燃える“女たちの戦い”を浮かび上がらせた決定版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

71
大河ドラマ「おんな城主直虎」の放映に関連した直虎本、を称した戦国時代の女性を紹介する一冊。直虎および井伊家について触れている部分は4分の1位。但し他の部分も記載が細かく、メジャー所からマイナー所までしっかりとおさえている印象。2017/04/22

maito/まいと

15
この手の「戦国女性紹介」本は、大河ドラマの時期(しかも戦国時代舞台のとき)に発行されているが、今回は直虎(井伊家)を中心に相当マニアックな方まで取り上げている。ここ数年で一番の充実ぶり。「また、女性本か~」と思われた方は是非手にとって欲しい。男性社会のなかで、乱世に翻弄されたイメージが、多少なりとも変わるに違いない。それだけ男性顔負けの活躍をされた方、戦国時代好きでも知らないであろう、マニアックな女性が登場する、目から鱗の一冊だ。2017/03/10

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