内容説明
歩いて、見て、訊いて、思い出す――“忘れることができない”完全記憶能力を持つ私立探偵。
元刑事のデッカーは、妻子を殺され、犯人が見つからないまま警察を去るが1年後に起きた銃乱射事件とのつながりが見つかり、捜査することに……
あらゆる記憶をDVDを再生するように取り出せる男の、怒りと悲しみの事件簿。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムチ27
59
久しぶりにぞわつく本に遭遇。読み出しから、脳に散在する好奇の粒が〈砂鉄に磁石を置いた時〉の如く ジョワーっと動き出した、面白すぎて一気読み。感想は下巻で。2021/06/23
🅼🆈½ ユニス™
53
日本語訳のタイトルがちょっとイマイチだけど、面白い…。感想は下巻読後に。2021/05/22
あっちゃん
50
おやおや、期待せずに読み始めたら、コレめちゃ面白いじゃん(笑)過去に妻子を惨殺され未だ犯人が見つかっていない元刑事が主人公!数年後に突然犯人が名乗り出る所から始まり、地元高校での銃乱射事件も関連してくる!主人公が持つ完全記憶能力で事件を探っていくうちに…かなり、先が気になる展開でこのまま下巻へ( ̄▽ ̄)2021/08/24
くたくた
44
だんだんとエイモスの動きが良くなってきて、面白くなってきた。エイモスが疑われるんじゃないかとヒヤヒヤしつつ下巻へ。2018/09/09
あさうみ
43
読み友さんの高評価に惹かれて!これは面白い!!妻子と自分の兄を惨殺され犯人はまだ見つからず。刑事を辞め探偵に転職したデッカー。彼はDVDに焼き付けるように物事を完璧に記憶できる。その力を持ってしても捕まえられない殺人犯。しかもデッカーに並々ならぬ憎悪を持っている。もうさくさく読めてしまうし、話に惹きつけられる。絶望の淵から救いを見出して欲しいっ。下巻へ2018/05/15