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内容説明
1960年代後半、左翼学生運動の高まりのなか、対抗すべく生まれた新右翼。彼らは既成右翼が掲げた「親米反共」「日米安全保障条約堅持」に反発し、「反米反共」を標榜、同条約と北方領土問題をもたらした「ヤルタ・ポツダム体制」の打破をめざした。新右翼の誕生から現在までを追った闘争史である本書には。その活動家として、いま脚光を浴びている日本会議の中枢メンバーが多数登場。言わば日本会議の源流がここにある。近年、右傾化現象が叫ばれるが、その流れを歴史として知ることができる貴重な記録であり、真の保守とは何かを考えさせる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とくけんちょ
58
果てなき夢、いい言葉。右翼というと暴力的なイメージがつきまとうが、決してそれだけでは無い。戦後の右翼史の大局をつかむには非常にわかりやすくまとめられた良書。自分の死をもってして伝える言葉や想いがある。人からなんと言われようと志がある。高潔にして純潔。背筋が伸びます。2020/09/08
いりあ
7
1960年代後半から2005年までの新右翼、民族派の歴史を俯瞰した本です。新書とは思えないページ数で、読み応えがあります。昨今、なにかと話題になる日本会議の中枢メンバーが過ごしてきただろう学生運動の様子などがいきいきと描かれています。1966年の早稲田大学から始まり、日本学生同盟、三島由紀夫と楯の会、一水会、統一戦線義勇軍など時代に合わせて変化しながら、また一方で変わらずに続いている活動の一端が垣間見えます。2018/03/15
nishiyan
6
菅野莞著『日本会議の研究』から端を発して、安倍内閣を支える保守系団体として知られるようになった日本会議。この日本会議ブームの中、本書は日本会議の主要メンバーが若かりし頃に参加していた保守系学生運動と、それに連なる新右翼の発生から2005年までの活動と実態を生き生きと描き出している。三島事件が新右翼に与えた影響の大きさには驚かされる。また本書は一水会顧問の鈴木邦男氏を抜きにしては語れない。鈴木氏が今のスタンスで発言をしている理由がわかった気がする。良書。2018/01/18
半木 糺
3
二十一世紀書院から発売された書籍の新装版。左翼学生運動へのカウンターとして生まれた右派学生運動の歴史を知ることが出来る。今ではすっかりタレント文化人になった鈴木邦男の若かりし武闘派時代のことも描かれており、興味深い。2018/09/03
ナツメッグ☆
3
全国学協、日学同、楯の会、一水会の人的つながり、主義主張が俯瞰できた。 ヤルタポツダム体制打破の意味も。 最後は尻すぼみ。2018/08/30
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