集英社オレンジ文庫<br> 卯ノ花さんちのおいしい食卓 しあわせプリンとお別れディナー

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集英社オレンジ文庫
卯ノ花さんちのおいしい食卓 しあわせプリンとお別れディナー

  • ISBN:9784086801041

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内容説明

卯ノ花家に、月(ユエ)一族の血を引く少女・彩芽がやってきた。お母さんを亡くしたうえ、月一族の秘密を知らされ混乱している彩芽を元気づけるため、若葉たちが作った料理とは…? 朱璃の育ての親の辰巳も帰国してにぎやかになった卯ノ花家。でもそれは悲しい別れを予感させていて…。それぞれが未来に向かって進んでゆく、せつなくてあったかい家族の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野のこ

70
このシリーズを読むたびにみんなのこと大好きになっていく〜!巴さんのお話は切なかったけどみんなが集まった卯の花さんちの食卓はいつもあたたかくて美味しそう。やりたいことを見つけた若葉ちゃん、私も応援したいな。だから皆さんのレビューでこれで完結と知りすっごく寂しいです。もっと卯の花家を見守りたかったし、関西弁の謎多き戎さんが気になってたから彼の過去とか掘り下げてほしかった(笑)いつかまたどこかで卯の花家のみなさんに会えるといいな。2019/08/09

hirune

60
不老長寿の月一族、ずーっと20代の若さと健康と美貌を維持したまま生き続け 死ぬ時は事前に自覚できるって、最高なんじゃないかと思ったけど、周りの環境はいつも良いとは限らないのに人の何倍も長い間生きるのもやっぱり辛いかもですね🤔ともあれ 卯ノ花家の人達は寄り添う家族に恵まれ、若葉は将来の夢に向かって歩き出せて、良い結末をだったと思います☆2019/11/03

佐島楓

46
大急ぎで物語をたたんでしまった感じが残念。特殊な一族の設定など、掘り下げ不足が否めなかったところもなくはなかったけれど、いいお話だった。2016/11/01

はつばあば

45
この3巻、揃えて購入したのは大正解、ただ紙本で揃えなかったのがちょっと後悔。「僕と死神・・」のように紙本なら皆に読んでもらえてのにと。「いただきます・ご馳走様でした」「よろしゅうおあがり」「行って来ます・ただいま」。家庭が崩壊しそうなこんにち、ほっこりと生と死を見つめながら癒される大人の童話。過去に戻れやしないのだからせめて本の中だけでも幸せに浸りたい2020/07/31

よっち

42
卯ノ花家にお母さんを亡くした月一族の血を引く少女・彩芽がやってきたり、凪とその父親を巡る話だったり、朱璃の育ての親の辰巳の妻・巴の話が綴られるシリーズ第三弾。月一族の秘密を知らされたばかりで混乱していた彩芽を巡る境遇や、訳ありで入院していた巴の事情を通じてこれまで謎の多かった月一族の複雑な事情がいろいろ垣間見えたりもした今回でしたが、接し方はそれぞれ違っても、訪れてくる人々に優しい卯ノ花家の面々の思いやりがとても暖かいですね。少しずつ変化の兆しも見えてきた卯ノ花家が今後どうなってゆくのか続巻も楽しみです。2016/11/28

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