内容説明
知られざる織田信長「若き日の戦いと恋情」。
「神も仏も、己の他に何も信じぬ。余は魔王になる!」18歳の若き織田信長は、自らをうつけ者と断じ、棟梁と認めない叔父、そして弟を謀殺する。
その一方で、やがて尾張を巡る攻防でしのぎを削ることになるであろう今川、斎藤との勝算のない決戦に命を賭して挑む。
若き日の信長の知られざる苦境や孤独と、唯一無二、信長が心を許した年上の恋人・吉乃(きつの)との恋情、交情の日々を初めて詳細に描いた、筆者渾身の歴史長篇前篇。
吉乃の実家・前野家の文書「武功夜話」をベースに、戦国時代のヒーロー織田信長の知られざる一面が描かれている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tencoz
2
めちゃくちゃ読みやすい。信長の青春期を描いているが筆致は淡々。いっぱい戦してるけどあまりに淡々と進むのでいつの間にか戦っていつの間にか勝っている…派手なエンタメ性は無いがこの時代に興味があれば読める。濃姫可哀想。全体的な感想は下巻読んでから。2018/11/23
ユリアナ
1
信長の父・信秀が亡くなるところから始まり、桶狭間の戦いの目前までの話。信長が唯一心を許したと言われる女性・吉乃に興味を持って読み始めた。今まで持っていた信長のイメージより、頭の回転も行動力も速く、策士としての信長、そして女性に対する細やかな優しさをもつ信長を知り、意外だった。この信長像が、単に著者・遠藤周作によりつくられたものではなく、「武功夜話」や「信長公記」などの資料に基づいたものであるから、より信長という人間に興味を持てた。ただ、今の時代に信長のような人がいたら、遠くから見ている方が良さそう。2026/03/24
グランくん
0
信長を描いた物。 上巻は、父信秀が亡くなる所からです。 尾張の管領斯波氏に仕える下の織田氏の三家老の一人であった信秀が、力で何とか尾張を従えていた。 後を継ぐべき嫡男信長は、たわけと評されており一族も次々離反し、骨肉相克の争いに突入する。2025/06/08
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