内容説明
江戸・京・大坂に店を構え、大名貸もする塩問屋の若旦那・藤次郎はある日突然父から驚愕の事実を知らされる。商人は仮の姿、真の姿は代々将軍家に仕える隠密だというのだ。商人として生きたいと願い出るが、徳川家治から条件を出される。後継争い、御家再興、辻切り……藤次郎は、持ち前の上品さと資金力、家伝の必殺剣で難題を解決していくが――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
88
若旦那隠密シリーズの1作目 2016.12発行。字の大きさは…大。 皆様のレビューを見て予約する。 設定が面白い、藤次郎は、父の臨終で塩問屋・塩田屋が隠密の家であることを知る。 藤次郎(22才)は、商売が好きで塩田屋を大きくしたいので隠密を止めたい、夏(17才)と祝言を上げるため侍を止めたい。そのために隠密をやって行く。 また、登場人物が軽い、将軍・徳川家治、老中・田沼意次の腰の軽いのにビックリ。 塩田屋は、いくらお金があるのかビックリです。 とにかく設定が面白い。 次回以降が楽しみです。2019/11/01
ベルるるる
22
文字で読む漫画。すらすらと読める。古着屋総兵衛みたいに、お店に隠れた道場とかないと、鍛錬できないと思うけど。2018/11/28
klu
16
かなり娯楽的要素の強い話ですね。読みやすいので時間つぶしにはいいかも2018/07/03
むつこ
16
塩問屋の息子として暮らしていた主人公、家督を譲り受けると代々隠密侍だったと告白され生活が一変する。許嫁の夏とはお上(将軍)お手製の将棋の駒の数だけ褒美をもらわなければ許されない生活が始まる。それにしても若旦那様、強いです。2017/10/21
rokoroko
15
塩問屋の若旦那が親の末期に衝撃的な事聞かされる。なんと塩問屋は仮の姿本当は隠密だと・・・軽くて読みやすい2022/09/10