内容説明
駿河国江崎藩の隠目付を務める釣宿の亭主海野洋之介のところへ、近所で斬り合いがあったと知らせが入る。斬られた武士は江崎藩士で、下手人は国元で目付組頭を斬った「鬼首」なる太刀の遣い手とわかる。江戸家老の依頼で、下手人の始末に動く洋之介の前に現れたのは元介錯人の手練。甲源一刀流の秘剣が江崎藩を揺るがす陰謀を断つ。待望の新シリーズ第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
100
隠目付江戸秘帳[鬼面斬り]2巻。船宿[舟政]の亭主になってのシリーズ2巻目、魚を捌くのも一人前なら、江崎藩の江戸の隠目付としての腕も健在甲源一刀流の秘剣水車が冴えわたりましたね。2016/11/12
いつでも母さん
79
表の顔は好きな釣宿の亭主。その裏は旧藩の隠目付。こんなスカッとする立場はないよね~!息子に跡を譲ってからの姿勢って言うのか、どこぞの政治家さん等に言って聞かせたいわ。ここまで藩を国を思えるか?てね・・やはり、鳥羽作家の剣豪作品は良いな!2016/11/03
いえのぶ
0
江崎藩の目付を引退して、船宿の亭主をする主人公が、隠し目付として藩の犯罪を解決するシリーズの2作目。鳥羽さんらしい剣劇の時代小説。2017/02/02
犀門
0
#233★★★☆☆2016/12/20
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