中国の歴史 近・現代篇(二)

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中国の歴史 近・現代篇(二)

  • 著者名:陳舜臣【著】
  • 価格 ¥942(本体¥857)
  • 講談社(2016/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062757041

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内容説明

恵州蜂起、蘇報事件など蜂起は幾度も潰(つい)えたが、革命の花秋瑾(しゅうきん)ら留学生が先導し、湖南の黄興(こうこう)、浙江(せっこう)の章炳麟(しょうへいりん)らを核として革命の火勢は増した。孫文は三民主義を唱え、大同の夢を語る。光緒帝(こうしょてい)、西太后が崩じ、武昌(ぶしょう)での蜂起成功以後「光復(こうふく)」の燎火は全土に。民国臨時政府は産声を上げた。中国近代史の精華〈全二巻〉。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

20
西太后が生存している間は反権力闘争はことごとく潰されて、「義和団事変」で北京から逃げ出すも八カ国連合軍はむしろ革命勢力を潰してしまった。これが西太后に取ってラッキーだったのかとにかく清王朝は存続することになる。革命勢力が潰されるのは密告や軍隊の経験不足、清王朝の軍部がとりわけ優秀ではないのだが袁世凱の狡猾さ(戊戌の政変で西太后側についたり辛亥革命後も政治的に上手く立ち回って生き延びた)によって革命勢力は減退していく。西太后側からの記述が少ないのでどうして生き延びたかはよくわからない。革命勢力が未熟さなのか2021/08/29

せきも

1
清の末期にたくさんの反乱が起こっても、鎮圧し続けた西太后の統治力は偉大だったんですね。西太后没後にやっと辛亥革命で清朝を終わらせる事が出来ましたが、革命の成功も緻密な計画ではなく、たまたま運良く進んだだけだったという事が理解できました。朝鮮半島の某国もこんな感じかもと思ってしまいます。2017/05/27

よし

1
面白く読んだ。列強の侵略のもとにくすぶっていた不満が辛亥革命につながっていく過程がいきいきと描かれている。続編が読みたい。2014/01/13

アレ

1
え、清朝滅亡で終わりなのか。残念2013/03/24

Yuichi Saito

0
★★★2016/01/03

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