ハヤカワ文庫NV<br> スパイの忠義 上

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ハヤカワ文庫NV
スパイの忠義 上

  • ISBN:9784150413972

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内容説明

【英国推理作家協会賞受賞作】“局(ザ・デパートメント)”と呼ばれるイギリスの秘密情報機関の諜報員ジョーナは、テロ組織に殺されそうになるが、彼が殺したはずの男ノアに救われた。ノアはテロ組織の情報を彼に送っていたが、アフガン情勢の急変により切り捨てられ、復讐のため“局”を罠にはめた。危険な秘密を握られた“局”は、ジョーナにノアの殺害を命じたのだった。一方、その10年ほど前、クウェートでは美貌の女性ミランダが悲劇に見舞われていた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたなべよしお

18
 並みいる傑作を押し退けてCWAスティールダガー賞を獲ったというので期待しながら読んだ。しかし、実に分かりにくい。主人公のジョーナとその恋人ミランダがまだ、出会ってもいないのに、先にジョーナがミランダの元から急に姿を消してしまうことが書かれたりする。この無秩序な時系列の意味がよく分からない。だから、どこに向かって読めばいいのか、それも分からないのだ。2016/12/25

キミ兄

2
アラブ系が主人公のスパイアクション。何かに似ているような似ていないような。アフリカ、アラブを舞台にしているせいか、場面描写のハラハラ、ヒリヒリ感が半端ない。「アメリカンスナイパー」「グリーンゾーン」などのノンフィクションを髣髴させる。☆☆☆☆。2017/05/08

chaki

1
最初のジョーナの章で、読んでいても話や設定が入ってこなくて、かなり戸惑ったけど次のミランダの章でやっと落ち着く。でもその後も物語が前後してなかなか掴みづらい。取り敢えず下巻読みます。2017/04/21

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