講談社青い鳥文庫<br> マリー・アントワネット物語(上) -夢みる姫君- 歴史発見! ドラマシリーズ

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講談社青い鳥文庫
マリー・アントワネット物語(上) -夢みる姫君- 歴史発見! ドラマシリーズ

  • ISBN:9784062851701

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内容説明

「わたし、花のフランスに行って、だれよりも幸せになるのよ!」フランス革命のきっかけとなったことで有名なお姫さまの真実の姿は、よくいる普通の女の子だったのです! おちゃめで明るく元気な少女が、お嫁に来てから仲間はずれにならないためにどれほどがんばったのか――。その奮闘がわかる、楽しい歴史ドラマにワクワク!

目次

おもな登場人物
1 色白の姫君
2 姫君の毎日は
3 王国フランスは、大騒ぎ
4 母親の心配
5 あこがれの結婚式
6 花嫁は、男?
7 故郷をはなれる日
8 お嫁入りの行列
9 マリー・アントワネット、となる
10 規則夫人
11 へんな叔母さまたち
12 悪だくみ
13 現れた味方
14 宮廷内のグループ争い
15 あこがれの人との出会い
16 二人の王子と一人の女性
17 さらにたくらむ三人姉妹
18 天使の微笑み
19 ついていけない王太子の趣味
20 デュ・バリー夫人の正体
21 国王の晩餐会
22 初めてのヴェルサイユ宮殿
23 ついに始まる結婚式
24 不吉な予感
25 赤字の宮廷
26 パリの大惨事
27 ゆううつな日々
28 女の戦い
29 おそろしい復讐
30 戦い、突入っ!
31 宮廷を守ってみせる
32 叔母さまたちのお楽しみ
33 お母さまへ
あとがき
マリー・アントワネット豆知識~マリー・アントワネットが愛したお菓子たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

19
以前からマリー・アントワネットに興味を抱きつつも、なかなか読むことができず、まずはわかりやすく読みやすい児童書で。少女時代の彼女はとても可愛く好感のもてる女の子だった。どの程度史実通りに描かれているのかわからないけど、あとがきによれば藤本ひとみさんは相当マリー・アントワネットを調べ尽くしているようだ。ひとつひとつのできごとがとても興味深く面白い。どのようにラストの悲劇に結びつくのかドキドキ。2014/12/02

苺***

12
そろそろ子供にマリー・アントワネットについての本を読ませたいなと思っていたところ、藤本ひとみさんが子供向けに本を出されていることを知り、まず私が読んでみました。最初はマリア・テレジアについての記述が多く、私が知らなかった事もたくさんあったので大人向けより詳しいかも・・・と思っていたのですが、子供が読むには登場人物が多すぎる事と、話が前後したりで、フランスの宮廷について全く知識がないと難しいように思いました。2014/06/09

しろのあ

4
マリー・アントワネットがマリア・アントニアだった少女時代から始まっています。政略結婚やフランスの宮廷のしきたりなど、時代考証の部分がこと細かで大人も勉強になりました。児童向きなので、愛妾とか娼婦とか説明しずらい部分を婉曲に表現していておかしかった。マリー・アントワネットの性格もからっとしていて、セリフも小気味いいです。マリア・テレジアの女傑ぶりもちらっと出てきて、西洋史好きな人は楽しく読めると思います。2015/08/10

HNYYS

3
図書館本。児童書ということもあってマリーアントワネットの気持ちも巧みに描かれていて分かりやすかった。このあとのフランスの政情を考えると気が重くなりますが、どんなふうに描かれていくのか期待しています。2020/04/29

うるりか

3
とても読み易く内容もしっかりしています。内親王の三人も悪役なのに何となく親しみを覚えるキャラクターに書かれていて微笑ましいです。聞き慣れないお菓子が登場しますがどれも美味しそう!挿絵も可愛らしいです。2013/08/01

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