文春e-book<br> 日々我人間

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文春e-book
日々我人間

  • 著者名:桜玉吉
  • 価格 ¥764(本体¥695)
  • 文藝春秋(2016/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163905648

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内容説明

ひょんなことから数年を過ごした東京の漫画喫茶に別れを告げ、伊豆の山中に居を構えた玉さんを襲う、ネコ・シカ・ムカデ!

週刊文春好評連載、桜玉吉『日々我人間』がついに一冊に!
「いったいなぜ?」と反響を呼んだ週刊文春連載開始からはや3年、待望の単行本化!!「すぐに休載するんでは?」などの憶測もなんのその、ほぼ隔週連載から毎号掲載になっても見事皆勤賞。その3年分150回をどーんとお届け。
激動の3年間の前半は東京・漫喫編、後半は伊豆編。
隣人の音に悩まされる満喫の狭い個室から、野生生物の襲来に悩まされる山荘へと生活はガラリと変わっても(変わってない?)、玉吉節は健在!

「週刊文春お正月スペシャル号 丸ごと1冊タンマ君!」に寄稿した「タンマさん」もそっと収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきらぱ

26
文春の「家の履歴書」の隅に載ってるマンガが次第に気に入ってきて買ってみました!想定も箱入りで良い感じ。中身も面白く、皆さま お疲れが取れますので読んでみて下さい。2017/06/25

T.Y.

22
『週刊文春』の連載、気になっていたがちゃんと単行本化されたか。前半は東京の漫画喫茶に泊まり込み、後半は伊豆の別荘での計3年間の生活を綴る日記漫画。行き逢った不快な人、変な人をしばしば怒りを交えて描くのはもはや芸風だが、後半は環境の変化により人が減って虫や齧歯類との戦いが増えていく。虫の擬人化が多かったのは人間の女性が足りないせいか。その中でも珍しく日記漫画でなかったナウシカネタには大笑い。場面に応じた絵の味の出し方も外さず、老練の味である。久々の単行本を読めて良かった。2016/11/26

gelatin

15
★★★★ 桜玉吉って何でこんなに出版社に愛されるんでしょうね?いつも装丁が豪華だなぁと思うわけです。そして自分も何でこんなに桜玉吉の漫画が好きなんだろうか、と。ペーソスが漫画になるとこうなのか。「おじさんの悲哀」が好きになったのはいつからだったか。そういえば「おばさん」もけっこう好きです。2017/10/21

marua

10
掲載誌が文春かあぁ~…カツヒコさんが角川の(アルファベットは意地でも認めん)編集長で登場とか、逆に新鮮。内容はいつもの漫玉だけに。雑誌連載で読んで、まさかビームにさかのぼる人はいるのかなあーいても内輪話ばっかでちんぷんかんぷんだろな、などと余計なお世話。文春でも担当がOさんとはまた、因縁。 2016/12/29

りょう

8
不思議な人だ。まんが喫茶に一年半、その後とーんでもない伊豆の山奥のぼろやに一年半、ひとりですんであれこれの、ちょっとした漫画。あたしには、高校生?中学生のリアリティーのない恋愛より、ムカデとの戦い、トイレを覗く猿など、ずーっとリアルで笑えるわ。2020/04/03

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