電撃文庫<br> モブ恋

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電撃文庫
モブ恋

  • 著者名:志村一矢【著者】/ぎん太【イラスト】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • KADOKAWA(2016/12発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048668095

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内容説明

俺の周囲には、ギャルゲ時空が存在する。幼馴染の同級生、才色兼備の委員長、美人で巨乳(しかも超能力者)の先輩など、魅力的な女子たちが、一人の男子を中心にそれぞれのストーリーを展開している。が、残念なことに、このギャルゲ時空の中心点・発生源は俺ではない。それは俺の親友、渡会秋兎で、俺は「主人公の男友達」ポジション。そしてここに、秋兎に想いを寄せる、実に地味な少女がいることを俺は知り……。 これは、モブキャラな俺たちが下剋上を目指す、恋愛戦略ドラマなのだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

50
典型的なギャルゲー主人公の友人ポジションの春馬が、典型的主人公な親友秋兎を好きな地味な女の子・モブ子の存在を知り、応援することになる物語。親友とその幼馴染の絶対的な関係性、モブ子が幼馴染の友人、実は春馬もその幼馴染を好きで、魅力的だけどテンプレ的なサブヒロインたちと、どこまでもベタな要素で物語が構成されていますが、パッとしない、決まらないことの多いモブ子の頑張りとか、応援する春馬がそんなモブ子に時々ハッとさせられたりで、振られても諦めない二人の今後がとても気になりました。面白かったので次巻も楽しみです。2014/08/11

中性色

45
話の設定はもとより、こういう弱い立場から突き上げるというような作品は多くあるけど、設定や立場をうまく生かした作品作りが出来てると思う。特に思うのはこの手の話だと主人公とモブヒロイン(メインではない)に光を当てすぎて他の出番が少なすぎるということがあるんだけど、ちゃんといかせているところとか。ちょっとモブ子の家族環境が出てから早かったのと(そのおかげですらすら読めたけどね)。他のキャラを今後どれだけ掘り下げていけるかが鍵になるかな。2014/08/20

まりも

42
ギャルゲー主人公秋兎の友人春馬がメインヒロインの友人ポジションモブ子森崎をメインヒロインに昇格させる話。決して恋愛対象になることが出来ないモブ子が告白するシーンはグッときました。秋兎の周りにいる個性的な女の子のせいで存在感が薄まってしまうモブ子の頑張りに触発され変わっていく春馬の姿も良かった。振られても諦めない下剋上ラブコメがどのような終わりを迎えるのか楽しみです。2014/08/11

みくきのこ™

40
いくらモブでもそばかすは酷い!と思いながらも内容が気になって購入。お互いの恋のために結託するあたり、クズの本懐みたいな感じかなと思いながら読み進めていきましたが、さすがはモブの恋です。読了後、まるで1つの物語のプロローグを見たような感覚になりました。モブが中心になっているだけあって、まだ男キャラやモブでは無い方のメインヒロイン達が動きを見せていません。続き、気になります!2014/12/05

アウル

37
ギャルゲーの主人公ではなくその友人のポジションにいる春馬がモブキャラの様な普通の女子由布子をメインヒロインにするために頑張る話。ちょいと変わったラブコメで結構楽しめた。最後は春馬と由布子がくっついたら普通になるので頑張って下克上して欲しいな。2014/08/15

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