内容説明
最前線の研究者による2015年の記念碑的シンポジウムを完全収録。第3巻は東アジア史・古墳・都市・天皇号の視点から国家成立を議論。その他、宗教・言語・稲作・南方文化をめぐる座談会や新論考なども多数収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウォーカージョン
3
初期の遺体埋葬は、霊威のあるものの封じ込め。その墓の上で行われた祭祀が後の神社に於ける祭祀になっていく。隋唐帝国などの外圧により日本は中央集権化せざるを得ず、外圧への対応の考え方の違いによって権力闘争が起きた。などなどいろいろと勉強になった。ただ、王朝交代と皇女による婿取り、母系的な継続性という問題にも触れてほしかった。2018/03/06
遊動する旧石器人
0
2016年11月10日初版。2015年9月27日に開催されたシンポジウム「発見・検証日本の古代Ⅲここまでわかった日本の古代」と同年3月27日に行われた座談会「宗教、言語、稲と鉄、南方文化の起源を探る」を基に書籍化したもの。前2回のシンポジウム内容を含め、総括としてのシンポジウムになる。多岐に及ぶ研究分野から、日本の古代について述べる。個人的には、宗教学の立場から日本の古代祭祀について考えられている笹生さんの部分は、先日の沖ノ島シンポジウムに参加したこともあり、笹生さんのお考えをさらに理解できた気がする。2018/02/23
Masataka Sakai
0
古代史はおとぎ話で語らねばならない理由があるように感じます。2018/02/05
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