内容説明
最前線の歴史学者・考古学者が白熱の論議を展開した2015年の記念碑的シンポジウムを完全収録。第1巻は纒向遺跡を中心として邪馬台国や三角縁神獣鏡の謎と実態を徹底解明。新たな古代史学はここから始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おらひらお
4
2016年初版。板石硯発見の経緯が簡単に書かれています。このころが懐かしい・・・。2019/06/05
hyena_no_papa
3
サブタイトルも含めた書名『纏向発見と邪馬台国の全貌 卑弥呼と三角縁神獣鏡』がこの本の内容をあらまし示している。福岡・大阪・東京で行われた3回のシンポジウムの内容を書籍化したもので、著者は白石太一郎、鈴木靖民、寺澤薫、森公章、上野誠、仁藤敦史、武末純一、森下章司、磯前順一、水野敏典の諸氏。寺澤氏が特に印象に残る。イト倭国から纏向への流れは、新たな日本古代国家形成史のモデルを示しているのか。白石氏は「箸墓古墳の被葬者を卑弥呼と確定してよい」とまで断言。近刊『卑弥呼とヤマト王権』は本書からの更なる進展を予感。2023/06/27
ウォーカージョン
3
そんな細かいこと言われてもという素人には難しい部分となるほどそうなのねという部分とが混在。知らない間に随分進んでいるなあという印象。難しいのに結構引き込まれた。2017/11/15
カゲツナ
2
これ小説を書く資料として読んだんだけど、面白かったな。 神獣鏡に興味が湧いた。2019/02/18
コギコギ555
2
ふぅーーー。読み終えて、ひとこと。内容としては、学会報告よりは分かり易く、それでも、一般向け読み物よりかは難解な…って感じかな。それにしても、日本古代史って、文字史料がとんでもなく少ないから、結局のところ『魏志倭人伝』頼みなんだなぁと。それだって、どこまで信憑性があるもんだか…。検証しようにも、そもそも傍証もほとんど皆無だし。となると、『モノ』の発掘に期待をかけるしかない訳で。まどろっこしいけれど、今後の動きに期待することにしよう。それとも、古代史ミステリーってことで、ここは謎なままでもありなのかな。2017/06/09
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