文春文庫<br> この国のかたち(六)

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紙書籍版価格 ¥583
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文春文庫
この国のかたち(六)

  • 著者名:司馬遼太郎
  • 価格 ¥509(本体¥463)
  • 文藝春秋(2016/12発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167105853

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内容説明

巨星、堕つ――。1996年2月12日、十年間続いた『文藝春秋』の巻等随筆「この国のかたち」は、筆者の死を持って未完のまま終わることになった。本書は絶筆となった「歴史のなかの海軍」の他、書き言葉としての日本語の成り立ちを考察した「言語についての感想」「祖父・父・学校」などの随想、講演記録「役人道について」を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゴンゾウ

124
司馬さんの急逝により未完のまま終わることとなった「この国のかたち」。日本人を思い、過去の歴史からこの国のかたちを模索しこの国の未来に思いをはせた司馬さん。もし彼が現在の日本を見たときどう思うのだろうか。2017/11/23

壮の字

76
私は子供のころから、アジアという歴史的地理的空間に身を置いているという感じが好きでした(「役人道について」)。司馬遼太郎が右寄りなのか左寄りなのか、いまいちボンヤリとした印象があった。ご自身がアジアという空間に身体の中心を据えておられたと考えると、ボンヤリとしたままで立位置を捉えられたような気がする。大好きなアジアを侵略する側の軍人として、大陸に軸足を置かざるを得なかった経験から照らせば、過てた軍上層部は日本人の「原形」からは、ほど遠いところに立っていることになるのだろう。戦後の我々もまた同じく遠い。2018/11/28

レアル

73
日本海軍の話を持って絶筆。そして随想集と続く。。1~5巻で様々な角度、視点から述べられてきた司馬氏観。そろそろ集大成かと思った矢先の…。このシリーズは1巻のレビューにも書いたが、数年に一度読み返したくなる読み物。絶筆でなければ「この続きはどのようなものだったのか」と(未巻)の文字を見る度いつも考えてしまう。。2015/11/13

Die-Go

61
迂闊にも初読。絶筆となった「歴史の中の海軍」をもって、「この国のかたち」は終わっている。もうこの続きが書かれることはない中、司馬遼太郎さんは今のこの国を見て、何を思うだろうか。やはり旧アジアの残骸を見出だしてしまうのではないだろうか。我々はこれを読んで何を為すべきか。★★★★★2016/03/24

Shoji

46
最終巻。 歴史とは、「過去を振り返り、今の世に反省し、未来に過ちを繰り返さない」ための学問だと、大学の考古学の先生に教えて頂いたことを覚えている。 例えば、この本に書かれている「汚職」。なぜ日本は汚職がはびこる社会になったのかが司馬遼太郎の歴史観のもとに述べられています。突き詰めれば旧アジアの一員だから汚職をする社会なのか、と述べられています。 そして、全六巻の締め括りが衝撃。「日本人が日本人たる民俗についてきちんと学ばないと、日本社会はどのアジア諸国よりも旧アジアになってしまいます。」 生涯学習ですね。2016/05/04

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