この剣が月を斬る（２）

著者名：堀内厚徳【著】

講談社（2016/11発売）

• ISBN：9784063957969

内容説明

嶋崎勝太や土方歳三ら、（決して模範的な人間とは言えない）兄弟子達と出会い、自分の居場所を見つけられた沖田宗次郎。そんな時、謎の革命家・吉田松陰の出現が宗次郎の心を再びかき乱す…。藤堂平助や斎藤一ら、宗次郎と同世代の剣士も登場し、ますます濃密になる人間模様。名も無き“ハンパ者”達が、社会に爪跡を残すべく剣を抜く。この物語は「時代劇」ではない。退屈な毎日にため息をつく全ての少年達に贈る、「君の物語」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[へいすけ]

沖田もやっと成長して表紙のイケメンくんに。斉藤登場にええ！ってなる。ピスメの山崎烝レベルで女装きれいなのに性格がすごいサイコパスだった。こんなに沖田と戦ってるのに新選組に加入とか有り得るのかな… 桜田門外の変を止めることができるのか史実どおりに起こってしまうのかハラハラしました。 成長した沖田イケメンでもっと早く大人バージョンでも良かったかな。平助はかわいい

2022/01/25

[どらんかー]

人物造形が新鮮

2024/03/23

[水面頼光]

藤堂平助はともかく斎藤一こうきたか。こういう出会いで後に仲間になっていくという流れになるのだろうが、なるほどこの切り口は斬新かも。自分的にはこの斎藤一は嫌いではない。

2022/10/01

[しえるん]

まさかの中盤。元々前日譚だから、浪士組として上洛するまでだから短いだろうなとは覚悟していたけど、あんまり展開が早いもんだから「お、おう」となる。 土方歳三の、顔は良いが性格が悪い（戦法的に）とかは好きなんだけど、斎藤一の設定がまさか過ぎる。創作だから仕方ないとはいえ、まさか過ぎる。新八と左之助もまさかな感じだけど、この２人はニコイチらしい。絶対セットで見る。 しらないうちに最終巻が出ていたみたいだから早く読みたい。

2017/02/08

[有]

展開早いよぉ。次で完結かよぉ。

2016/12/03