内容説明
現代日本から異世界に飛ばされた元ゲーマー少年、現・ゲームキャラたちを率いる『軍師』の裕貴。そんな彼に新たな苦難が訪れた。砂漠の国で一行のピンチを救った獣耳の少女・アルル。彼女は『高レベルで加入するが、強制イベントで洗脳され、敵となる』という悲しい運命を背負ったゲスト参戦キャラクターだったのだ。強力な仲間の加入に湧く他のメンバーをよそに、裕貴は指導者として、そしてキャラを愛するゲーマーとして苦悩する。果たして裕貴の決断は!?彼のレベル99の力とゲーム知識は事態を打破出来るか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
4
ゲーム脳の存在は科学的に否定済みだけど、この作者の一連の作品やあとがきを読んでいると、いやいや実在するんじゃないのかなあとか思ってしまう。大きなお世話かもだけど、もうちょっとゲーム以外にも目を向けようよ(笑)2014/01/22
尚侍
3
今回も次で終わるんだろうなぁ、という感想しか抱けませんでした。世界観的に歪が出やすいのは仕方ないとは言え、続けようと思えば結構続けられると思うのになんであのようなアイテムを出してくるのかがよくわかりませんでした。文章としては面白かったんですけど、二巻でこの展開ならば次は読まなくてもいいかなあ……。ちょっと残念。2013/04/14
niz001
3
仲間が増えて、黒幕が見え隠れしはじめて、世界の謎と黒幕につながるアイテム、と。ベタな展開で進みつつ、あいかわらず物足りない。次巻で終わる、いや終わらせるんじゃないか?2013/04/11
まるぼろ
2
ゲームごった煮のような世界に迷い込んでしまった風間裕貴の異世界攻略物の第2巻です。今巻はエルマの友人のアルルに関するクエストがメインです。なまじ既存のPRGをほぼ攻略してしまっている裕貴が回避不可避なイベントと思い込んでしまいながらも、それを乗り越えてみんなで先を切り開いていくと言った雰囲気は強襲しています。また今までのやってきたRPGには無かった様な武器で裕貴も戦えるようになるのですが…、と言った感じです。姿形は見えないもののこの世界のラスボスや裕貴に起こる症状なども見えてきて良かったかなと思いました。2013/05/24
佐治駿河
2
著者がゲーム大好きなことは伝わります。でも、それ以外は特記することはありません。2013/04/24