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内容説明
初恋、友の死、キミの想い。沖浦・笹倉の協力も得て“ふくめん”の謎を追う山野と沙希ちゃん。徐々に明らかになる真実に光を見出したその矢先、親友の笹倉が殺されてしまう。愛する人を救うためには必要な犠牲だったのか? 圧倒的な絶望を前にして、沙希ちゃんの想いが奇跡を呼び起こす──。残酷で無慈悲な青春ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
43
電子書籍にて。友達を失った・・・ところからの巻き戻し(タイムリープ)。仲間に頼る選択を捨て、幽霊の沙希ちゃんと2人きりの探索を決意した山野くん。だがその探索を邪魔する影が。なかなか事件の真相には近づけない。幽霊の沙希ちゃんとまだ死んでいない谷川沙希ちゃんの相剋。感情はパラドクスを起こすもの、元から矛盾しているものだから。事件を解決する前に、解決しなくちゃ進めないのかもしれない。2021/06/25
よっち
27
沙希が強く願ったら致命的なミスが回避されて日付が進んでたよ的な斜め上の展開でしたが、これまでできた関係もリセットされて谷川さんと二人で調査とか、リミットはあるしツッコミどころは多いけど試行錯誤できる設定はいいですね(苦笑)しかし沙希の疑問は当然で、その辺どう折り合いをつけてゆくのか気になるところ。2018/08/11
陸抗
19
犯人に殺されてしまったあの人の為、幽霊の谷川沙希ちゃんが神様に願ったら、別の世界線に変わり、日にちも進んでしまった。笹倉達に協力を頼めない反面、生きてる谷川さんと協力出来るようになったものの、生きてる自分に嫉妬する幽霊って…。幽霊沙希ちゃんの一番いいのは、事件が解決したら、幽霊と生きてる自分、両方の記憶が合わさることかも。神様に願ったら叶わないかな。しかし犯人分からない。2021/05/14
トラシショウ。
15
未来の谷川さん殺害に関与していそうな、謎の人物「ふくめん」の正体に知らずに肉薄していた為に殺された笹倉。その衝撃と絶望感から、沙希はかつての死の直後同様に、図らずも山野と共に時間跳躍をしてしまう。目覚めるとそこは一週間後の七月十三日。以前の世界線では殺された笹倉が生きていて、けれどそもそもの発端である女生徒西田は死んでいる事実は変わらない。谷川さん殺害の「七月二十日」まで残り数日。さして有力な手がかりを得る事も出来ないままに、約一週間も進められてしまった時計の針。打つ手は在るのか(以下コメ欄に余談)。2016/11/23
sskitto0504
10
堀の相手が覆面になるのかな…2017/05/21