内容説明
豊富な海外ビジネス経験を持ち、裏千家茶英会の指導責任者を長年務める著者を招き、外国人(=異文化の人)に、茶道とそれにまつわる日本文化をより的確に伝えるには、どのような心がまえ・方法が必要・有効かをわかりやすく説く書です。単に英語の言い回しを教える「教科書」ではなく、著者の実体験に基づく「血の通った」一話読み切りのエッセイで、外国人とのコミュニケートの際に私たちがとるべき姿勢を、根本から問い直します。なお、一部の重要な英語例文や単語などは別枠に取り出し、わかりやすく掲載しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
27
茶道は、やっぱり総合芸術であり、拠り所でもある。面白い。2016/07/22
アキ
9
茶道について外国人に教えてきた経歴から、500年間引き継がれてきた日本文化として英語表現と共に紹介。千利休が完成させたが、鎌倉時代の禅の精神と室町時代の東山文化を経て形成さた。礼・謙虚・敬意・所作に日本の精神文化が現わされている。岡倉天心・茶の本「武士道は死の術であり、茶道は生の術である」利休四則「和」harmony「敬」respect「清」purify「寂」tranquility「何をするにしても意のまま自然にしていても、すべてが道に適うようになって初めてプロといえる」その姿勢、どんな道にも見習うべし。2018/05/04
dzuka
3
題名から、日本文化に触れた日本人の感想やその後の動向データ等を期待したのだが、著者の経験や心がけを語るところがメインで、少し残念。 「茶道」が宗教かどうかは確かに難しいところ。外国人には興味深いところなので、もう少し深堀りして、特にイスラム教徒の方への説明の仕方について、述べて欲しかった。2024/10/23
Ai
3
聞きなれないけど好きな感じの諺がたくさん引用されていた(自慢高慢馬鹿のうち、自賛は推薦にはならぬ、自慢は知恵の行き止まり、多言は身を害す)。茶道は「平和で奥深く高尚な遊び」として素敵な文化だし、著者がその文化に強い矜持と責任を持っているのも素敵なことと思うのだけど。延々と語られるうちに、なんとなく嫌気がさしてきて途中で読了。茶道って興味は湧くけど、やっぱり敬遠してしまうなぁ...2016/10/02
すーふ
1
少し内容が古く感じたが、さらっと読めた。2024/11/24
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