ちくま新書<br> 無宗教からの『歎異抄』読解

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ちくま新書
無宗教からの『歎異抄』読解

  • 著者名:阿満利麿【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 筑摩書房(2014/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480062376

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内容説明

日本人は「無宗教」を自認しがちだが、信仰を得ることで精神的に豊かな暮らしを営む人びとも少なくない。真の宗教心とはどんな生き方をひらくものだろうか? 日本人に親しまれてきた宗教書『歎異抄』を、無宗教者の視点から読み解き、自由自在の精神をつかむ過程を明らかにし、「宗教とはなにか」に答える。

目次

第1章 宗教はなぜ「難しい」のか―『歎異抄』を読み解くために
第2章 宗教は人を「幸せ」にするか―三つの問答(打算と信心 エクスタシーと死の不安からの解放 ほか)
第3章 「無力な私」への目覚め―自己中心的思考と宗教(手段としての念仏 信じることと知ること ほか)
第4章 「常識」を超える宗教―親鸞から唯円へ伝えられた信心(救済の条件―阿弥陀仏の名を呼ぶという行為 善悪を超える ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっと

1
宗教と道徳は違うってのが一番勉強になった。素直に信じる気持ちってのは難しいね。2012/10/03

ブラタン

0
人間は「宿業」「業縁」にまみれた凡夫である。善行を行うも悪行を働くも、自らが行うのではなく、「宿業」「業縁」に支配されて行うものである。自分は「宿業」「業縁」にまみれた凡夫である。故に自分の力で悟りを開くことなど到底できない。すべての生き物を救済するという誓い(本願)を立てた阿弥陀仏(他力)に頼る。2008/09/13

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