さらばスペインの日日(下)

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さらばスペインの日日(下)

  • 著者名:逢坂剛【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 講談社(2016/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062934671

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内容説明

偽造パスポートで帰国を決意した北都。イギリスの警察網をくぐり抜け、マドリード経由で小さな船の四等船室に潜り込み、祖国を目指す。東京で待ち受けていたのは、GHQら占領軍の取り調べ、ベルリンで運命を共にした記者の尾形、それに……。第二次大戦のヨーロッパを描いた著者のライフワーク、ついに完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひで

11
嗚〜呼終わってもた。長がったけれど、大変面白く読了。2017/02/10

秋乃みかく

9
★★★★☆ イベリアシリーズ遂に完結。さすが逢坂さん!最後は自然な形に上手くまとめたなぁ~。胸を撫で下ろす結末で本当に良かった(^^)でも戦争ってやっぱり嫌ですね…。このシリーズ、またいずれ最初から一気に再読したい!実在の人物もたくさん出てくるので、この時代の歴史にもますます興味がわきました(^^)2016/09/29

tako_machida

3
第二次世界大戦スパイハードボイルドシリーズの最終章。終戦前後なので、スリル有る展開は控え目でしたが、良い感じに着地できたのではないでしょうか!?2016/11/03

Gonta55号

2
イベリアシリーズ完読。第二次世界大戦下のヨーロッパ状況や取り巻く人々がよく理解できました。締めはむりくり感はあるもハッピーエンドでなにより。しかし、逢坂さんの取材力には感服です。2021/09/22

Kyo's

2
前作から読むのに間を空けてしまったので、登場人物を若干名見失いましたが、とにかくイベリアシリーズ読了!壮大な物語で読了には感慨深いものがあります。きっと戦争中は北都みたいな名も知られてない人がヨーロッパで暗躍していたんだろうなと思える。作者はカナリスに思い入れが強かったというのも分かる。ヴァジニアと北都が最初の頃に比べてキャラ変わりすぎかなぁ。あと、女性陣に魅力がないですね。ヴァジニア捕まり過ぎだし、ナオミ嫌われてそう。最後はちょっと消化不良が残りますが、まぁ良かったと思えるラストだったな。2017/11/23

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