内容説明
【この電子書籍は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きい画面の端末で読むことに適しています。】
森羅万象の実体を「意志」と見て近代哲学への扉を開いたショーペンハウアーは、稀有の名文家としても知られている。その筆致はラディカリズムの中に機知と人生知を包み込み、読む人を魅了してやまない。そのすべてを初めて本邦に紹介した全集版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田蛙澄
1
道徳の基礎は以前、動物倫理学の論文を書くときに読んでいたのだが、意志の自由についても面白そうなので読んでみた。物理的自由と道徳的自由と言うのはわかるが、知性の自由というのが面白い概念だと思った。要は結果が予想できない状態に知性が置かれている時に行った行為は自由ではないと言うことらしい。薬による錯乱中の犯罪が減罪されるような場合だろう。先天的性格と動因による行為は現象としては必然だが、叡知的性格、つまり存在としては自由でありそこに責任が生じると言うのは納得はできないが、面白い。2017/03/30
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