孤立する韓国、「核武装」に走る

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader

孤立する韓国、「核武装」に走る

  • 著者名:鈴置高史【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 日経BP(2016/10発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822236809

ファイル: /

内容説明

「朝鮮半島の2つの核」に備えよ

北朝鮮の強引な核開発に危機感を募らせる韓国。
米国が求め続けた「THAAD配備」をようやく受け入れたが、中国の強硬な反対が続く中、実現に至るか予断を許さない。

もはや「二股外交」の失敗が明らかとなった韓国は米中の狭間で孤立感を深める。
「北の核」が現実化する中、目論むのは「自前の核」だ。

目前の朝鮮半島に「2つの核」が生じようとする今、日本にはその覚悟と具体的な対応が求められている。

日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発の最新第9弾。
風雲急のアジア情勢を読み切る、必読の一冊です。

◆本書オリジナル「朝鮮半島を巡る各国の動き」年表を収録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

38
韓国を国際情勢から読み解くシリーズ九冊目。今回はオバマ大統領の広島訪問とTHAAD配備の二つだけで一冊が終わってしまった。それでもこの二つの問題だけで対日関係と対中関係がそれぞれ説明できてしまうようにも思えるなあ。かつて誰であったか韓国人は政治は形而上学的なものにする、的な事を書いてあったが、特に前者からはその癖がぷんぷんと漂ってくるなあ。後者からは大国に挟まれた小国の悲哀が伝わってくるというか……。読んでいると色々な問題が浮き彫りになってくるが、多分次回特大の爆弾である朴大統領の問題が出てきそうだなあ。2016/12/14

ケイ

7
オバマ大統領の広島訪問、THAAD配備を巡る米中の攻防、そして核武装へと突き進む韓国……。この国はどこへ向かっていくのでしょうか。地政学的、歴史的なことから「チャイナ・フォビア」に陥らざるを得ない韓国には同情してしまう所もあります。つくづく、日本が海洋国家で良かった……。次回作も出ると思いますが、間違いなく今、韓国を賑わせている朴大統領の不祥事(というレベルで済まないと思いますが)がネタにされるでしょうね。もっとも、彼女の生い立ちも不幸なものなので何とも複雑な心境です……。2016/11/27

Fumi Kawahara

3
最近の朴大統領とその親友のアレコレのニュースを横目で見ながら斜め読み。つくづく、反日を基盤に作った国だなぁ、と。どうしても、どうしても、どうしても日本を無視できない。反日なくして韓国なし。李大統領がウチのお上に言及した時、私は「ついにウチの御霊をとりに来やがった・・・ならば、お前の御霊(反日)もとっていいってことだよね?」と意地悪く思ったもんですが、米中対立の中、中国に煽られるままに反日に走って米国から見捨てられ論が出るあたり、やっぱ反日が御霊だったか(・ω・)今回の騒動、どーなるんかのー(棒)2016/11/05

in medio tutissimus ibis.

1
韓国がどうしようもなく混迷しているのは理解できたが、それが何によってもたらされるものかはいまいち理解できない。強いて言うなら、状況が変わったのに適応できていないという事で、日本も平和ボケという形で適応の遅れを指摘されているのだけれども、それですべてが説明できる感じではない。恐らくは、周囲の状況のみならず、韓国は韓国自身に適応できていない。強くなったのか、弱くなったのか、その両方なのかは定かではないが、韓国がこれまで通りに固執するほどに韓国はこれまで通りではなくなっていっている。そんな印象を受けた。2017/12/26

ゆきまさくん

1
「早読み 深読み 朝鮮半島」シリーズの直近版を読んでみた。 韓国は親米派と親中派に分裂したとの根拠をTHAADの在韓米軍基地への配備をきっかけに解説している。 しかし、文化の違いと言ってしまえばそれまでだが、こんなに日本と韓国の考え方、思考回路と言うべきかもしれないが、これとか感性が違うとは!! 日本が中国に朝貢しなかった歴史一つとってみても、中国の属国にならなくて良かったと思う日本と、中国の冊封体制に入れなかった野蛮な化外の民・日本とみる韓国の物の見方一つとっても違いが鮮明だ。 なかなか大変だ。2017/09/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11222459
  • ご注意事項