祥伝社文庫<br> 新・傭兵代理店  欺瞞のテロル

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祥伝社文庫
新・傭兵代理店 欺瞞のテロル

  • 著者名:渡辺裕之
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 祥伝社(2016/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396342111

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内容説明

鹿児島・川内原発のHPが乗っ取られた。そこにはテロ組織ISを意味する画像と共にカウントダウンの表示が! 一方、傭兵・藤堂浩志の父の自殺と見られる溺死体があがったという情報を入手した森美香は、その真偽を確かめに出雲市に向かうが、行く先々で怪しい動きをするワンボックスカーが……。原発テロ予告に慌てた日本政府は、藤堂浩志にISのサイバー部隊が潜むパリでの捜査を依頼。現地に飛んだ浩志は、ワットとともに過激派ウイグル人になりすましてISへの潜入を試み、ブリュッセル、ラッカへと乗り込んでいく。果たして原発テロを食い止めることはできるのか? そして藤堂の父の死の真相は? 緊迫する世界情勢を赤裸々に描くアクション大作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

33
欺瞞のテロル 新・傭兵代理店。渡辺裕之先生の著書。イスラム国問題やイスラム国兵士によるテロ問題といった最近の世界情勢を取り込んだアクション要素満載の小説。フィクションでありながら現実でもありそうな緊迫感溢れる楽しい作品です。2018/11/29

キューポップ

27
川内原発のHPが攻撃を受けISの画像をcount downが。政府は浩志に捜査を依頼。パリ→ブリュッセル→ラッカへ。原発の話は全く出ずテロ組織との戦いが描かれていたので、あれ?原発は?・・と、読み始めは思った。。拉致され兵士として自爆テロ要員に仕立て上げられる少年兵問題は残酷だ。 /もうこのシリーズは途中巻BOOKOFFで手に入らないので、持っているのをどんどん読んで行く事にする。もう寝かせて何年?だし、余裕が出来たら抜けた巻は本屋で買う。2022/03/02

future4227

27
『デスゲーム』以来、再度ISとの戦い。今回は昨年末に起きたパリ同時多発テロの背景やフランス、ベルギーの抱える政治的問題が浮き彫りにされる。また、トルコの事情やクルド人の民族問題などもよく理解できた。ISの活動も新たな展開を見せ始めている。今年の2月ぐらいまでの情報を元に執筆されているので、かなり最新の中東情勢が把握できる。これを読むとフランスやベルギーには、怖くてとても行きたいと思えなくなる。そんな殺伐とした中で傭兵部隊の戦いの先には常に平和への願いがあるというのが素敵だ。2016/08/31

24
このシリーズで、世界情勢を学んでますよ、アメリカも北朝鮮もISも、その他の国も団体も平和を〜。このシリーズは、新聞からは読めない知識が得られます♪辰也さん、幸せになれるのかな?2019/08/13

おしょも

4
社会情勢に疎いので、いつも勉強させて頂いてます。今回も面白かった。2021/03/27

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