内容説明
旧仲哀トンネル、坊主ヶ滝、油山、犬鳴ダム、旧犬鳴トンネル、宝満山、小戸公園、二見ヶ浦、高良山、津屋崎、脊振……。知られざる心霊スポットの宝庫、福岡県。この地を包み込む、身の毛もよだつ恐怖と怪異が今、始まりを告げる……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
90
【日本の夏は、やっぱり怪談】5冊目。著者と知り合いの体験談44篇。アマチュアっぽい文章も相まって、友達が「こないだ俺の知り合いがさ〜」と話してるのをフンフン聞いてるみたいだ。恐る恐る読み始めたけどそれほど怖くなかった。たぶん盛り上げ方とかの問題だろう。それでも身近な地名や施設を目にすると、近寄らないようにしようと思ってしまう。「小さな男」の話が何とも奇妙で印象に残った。→2018/08/06
☆よいこ
36
[再読]弐を読もうと借りてきたのでついでに再読。全然覚えてないのね。犬鳴峠と犬鳴ダム、皿倉山のUFOとか海に出る河童など割とメジャーな怪談話が多く興味深い。▽臆病者の私はあえて近づきません。でも、子供たちからねだられた時用にちゃんと仕込んどかなきゃね。ふふふ。2018/09/26
澤水月
34
TOから県別に毎月?出てる怪談シリーズ、2016.4.25『福岡の怖い話』…告知は熊本地震の直前だったが…仮に熊本か大分が題材だったら延期/中止になったのだろうか。内容如何を問わずホラーエンタメ界にいつもつきまとう問題で本題逸れううむと考えた。基本著者は「スポット凸」、そこで怖い気がすれば盛り上がれるタイプのよう。物凄く細かく福岡の地名がある(一部貼紙写真など大丈夫か?と思った )ので地元で凸するタイプの人、福岡に縁のある人なら楽しめるかも2016/04/25
鏡也
7
ついつい一気読みしてしまった。「えー、これうちの近くやん!!」みたいなオカルトスポットがたくさん! 所々に写真が載ってるけど、いい感じに不気味!笑2023/10/21
かやの
2
オカルト大好きな私でも知らないような話が結構あって、大変興味深かった。何しろ福岡にはこの手の話には必ず出てくる犬鳴峠(トンネル)がありますもんね。他にもたくさん話があって当然の地域なんでしょうね。この本に出ている聖地(?)を巡礼してみたいけど、やっぱり一人では行きたくないかなぁ。2022/06/23