ジュールコミックス たまこ定食 注文のいらないお店 3

著者名：野崎ふみこ【著】

双葉社（2016/10発売）

• ISBN：9784575336443

内容説明

三浦珠子が切り盛りする「たまこ定食」。珠子が人の手に触れると、その人の身体に必要な料理とお酒が分かる、注文のいらないお店。そこで繰り広げられる上質なヒューマンドラマに話題集中。3巻では、亡き父の師匠だったシェフが現れて、珠子に料理指南。そのシェフにも秘密があって…。「石狩鍋」や「鴨のコンフィ」「オムライス」など、思わず涎がこぼれそうな料理がいっぱい！作者描きおろしレシピ付き！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ハミング♪♪@LIVE ON LIVE]

「会いたい」とか「寂しい」とか、素直に言えたら、楽なのにね。そういうことが言える相手がいることはとても幸せだと思うけど、大人になるにつれて、なかなか難しくなったりする。きっと好きな人から言われるとすごくうれしいんだろうけど、自分から言うとしたら、百歩譲って軽くふざけた感じにしちゃうだろうな。だから、「明日死ぬかも？」という気持ちで接すれば、素直に言えるのかもしれない。たまちゃんの煮やっこの卵とじ、ムッシュの教えた鴨のコンフィ、ふわとろのオムライス、食べてみたいな～。

2018/07/10

[まりもん]

レンタル。父のフランス料理の先輩が食べに来たことで父の味を知ることができたたまこ。何だか今回はすべて家族愛が強く感じることが出来た話で良かった。

2016/12/07

[サルビア]

店には色んなお客が来る。このお話を読んでいると、食は幼い頃食べた味、作ってくれた人、おもいでの味なんだと思いました。

2017/04/26

[北風]

コンフィかあ。鴨は無理でも、鶏肉でなら……作れるかな？　ま、そこまでしないけど。

2017/03/17

[シーナ@食べ物漫画好き]

3冊目 鴨のコンフィやテリーヌにスフレなど先代オーナーのフレンチシェフの料理を受け継ぐエピソードは良いですね、代替わりしても前のメニューをアレンジして残すって店もありますからねぇ。シングルマザーを狙う常連さんの話は爽やか、何かと比較してしまうが深夜食堂版で同じエピソードやるともっと泥臭い感じに仕上がりそう。

2017/04/24