内容説明
不吉な黒い雪が降る。 都の危機と初恋の行方・・・・・・。 ある日、都に不吉な黒い雪が降り、やがて暗い闇に閉ざされた。 一方、密かに想いをよせる中納言家の姫、咲耶子が御門に見初められ入内することを聞き、ショックを受ける晴明。 しかし姫は、“闇の陰陽師”黒主の呪術にかかり、眠りについたきり目覚めない。 晴明は、都と姫、大切なものを守ることができるのか――? 少年晴明が、困難のなか秘めた力に目覚め、一人前の陰陽師へと成長していく物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のほほん@灯れ松明の火
13
晴明がポツンとひとりぼっちになってしまったようで、なんだか寂しい読後感でした。このお話の中の晴明は いつも読んでる晴明とは、ちょっと違って、守ってあげたいような、ほっとけないような気持ちにさせられます。どうも敵であろうブラックな方が、思いっきり芯からブラックなようなので、次回、何をされるのか、どんな試練が待っているのか 今から心配です。2011/05/23
紅羽
4
今回も陰陽師モノらしい怪異の数々。純真無垢な晴明でしたが、周りの変化に少しずつ陰りのようなものが見えてきました。また何か試練のようなものが待ち受けているのでしょうか。2013/11/02
U
2
姫様————?! ここからやさぐれ清明の時代が始まったり……しませんか。面白かったです。盗賊達が好き。2011/05/18
tomite
1
晴明から大切な人たちが、少しづつ離れていく気がする。どんどん、孤独になっていく。今回、自分の師の一人である忠行が悪行に手を染めていた事を知った晴明。純真無垢な性根は変わらないが、少しづつ、冷徹は一面が出始めた気が。大切な人たちが離れていく今、今後、彼はどのような成長を遂げるのか。そして、黒主に対して、不信感を持ち始めた道満。今回、晴明に押されっ放しだった彼は、真に晴明のライバルと言えるだけの、成長を遂げるのか。この二人の若い陰陽師の今後に期待したい。2011/09/26
こはね
0
読みやすいのはいいけど、さらっとしすぎていまいち心に残らない。ファンタジーだなぁと思う。2013/09/27
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