講談社青い鳥文庫 ふしぎ古書店２ おかしな友だち募集中

著者名：にかいどう青【作】/のぶたろ【絵】

講談社（2016/09発売）

• ISBN：9784062855631

内容説明

誰にも見つけられない古書店「福神堂」。店主で福の神様のレイジさんの元で、修行をすることになった小学５年生の東堂ひびき。「誰かをしあわせにする」という重大な任務を任されているけれど、「福神堂」では、ヒトではないモノからの不思議な依頼も多くて……？人の言葉（しかも関西弁）を喋る、真っ白でふっくらな猫さんだった！「ひとさがしを頼まれてほしいんや、福の神」（第１話・モコさんの依頼）ほか、全３話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぽろん]

シリーズ2巻。今回もほっこり。心の傷は、一度に治らない。時間をかけてゆっくり治っていけばいいね。

2017/08/06

[深青]

シリーズ2巻目。いいなぁ、２巻もじんわり暖かくなる。好きなシリーズです。モコさんも可愛いけれど、貧乏神さんの可愛らしさ!!破壊力抜群だと思います。

2016/07/19

[彩灯尋]

ストーリーはわかりやすくてほっこりするものが多め。朱音さんがとてもよかったな。美人で格好良くて怖いものなんか無さそうな朱音さんのひびきに対する想いが優しくてうるうる来ちゃった。好き。そして可愛い陰キャ貧乏神ちゃんとクールぶっきらぼう高身長銀髪死神との恋愛が楽しすぎて仕方がなかった。その属性の死神なんて絶対好きになるしかないじゃん。言い方悪いのに優しいの本当無理大好きすぎる。今回はまだまだ2人の始まりだったけど、今後は死神→貧乏神への溺愛モノになる予感しかない。見たい。

2024/11/19

[歩月るな]

いままでのわたしなら、あの子たちになにを言われても、痛くもかゆくもなかった。それは、ダイヤモンドの心を持っていたからじゃなくて、きっと、わたしが世界に参加していなかったからだ。――がんじょうな心の持ち主であるひびきが、秋山さんと友達になる事で人間的に成長した第一巻、しかしそんな彼女は今回、前の学校のクラスメイト達と再会して……。人間らしくなった事で、自分が傷つくようになった事を成長ではなく「弱くなった」と解釈してしまうひびき。しかし彼女を慕う人はたくさんいる。その事に気付き、秋山さんともう一歩仲良くなる。

2018/03/11

[れもん]

図書館本。★★★★☆

2024/06/18