講談社青い鳥文庫<br> ふしぎ古書店1 福の神はじめました

個数:1
紙書籍版価格
¥715
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価

講談社青い鳥文庫
ふしぎ古書店1 福の神はじめました

  • ISBN:9784062855358

ファイル: /

内容説明

小学五年生の東堂ひびきは、かぐわしいカレーの香りただよう、おかしな古書店“福神堂”を見つけた。店主のレイジさんは見た目はかっこいい男の人だけど、不思議な力を使う、福の神様らしい。神様なのに、ずぼらでサボりぐせのあるレイジさんは、自分の代わりに、だれかをしあわせにしてほしい、と頼んできたけれど!?だれにも見つけられない古本屋さん福神堂を舞台に、ひびきの神様代行業、はじまります!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

misa*

56
小学2年生の娘が学校から借りてきた本。娘が借りてきた本でこんなにもハマったのは初めて!転校してきたひびきちゃんが、町を探検してた時に不思議な古書店に辿り着き、そこで出会った青年との出会いから思わぬ出来事が…!児童書だけれど大人も楽しめる作品で、しかもその中にしっかりと子供目線で分かりやすく、人の気持ちや思いやり、様々な道徳的なことが描かれていて、決して学校だけでは学べないものがそこにはあった。最後の方のページには「お悩み相談室」ってのがあって、そこもまた読んで欲しいなって思う。2020/03/03

れもん

23
電子書籍。絵とタイトルに惹かれて読んだ。期待以上によかった。児童書侮れない。。主人公のひびきが、福の神であるレイジさんのお手伝いをする。お手伝いの内容は「3人を幸せにする」というもの。人が心に抱える悩みや不安など『心のキズ』に寄り添う。ひびき自身も過去の自分と向き合い、友達と向き合う。すごく素敵なストーリーだった。登場するキャラ全部が可愛くて魅力的だった。これは続きを読みます。2024/04/13

深青

17
これはまたいいお話だったなぁ。ひびきちゃんの心が解れていく様子がまたいい!色々考えさせられてじんわりと暖かくなるお話でした。2016/07/19

彩灯尋

13
ふしぎな古書店に迷い込んだ女の子のお話。ひょんなことから福の神の弟子として『3人を幸せにすること』を目標に物語は動いていく。本好きな主人公のため、実際にある本が物語に登場し、最後にはキャラたちの対話形式で本のちょっとした紹介があるのもとても面白かったし、そこから新たな本に出会ってくれるのかなと胸が膨らむ。イラストもとても好き…と思いながら眺めていたが、有名アニメ作品を色々手掛けているアニメーターさんだった。さすが。2024/07/27

歩月るな

11
わたしの心はがんじょうだから、なにがあっても、びくともしないはずなのに。ひとりのほうが、ずっと気楽だ。だれかといると、とてもつかれる。――今どき小学生の福の神さま代行。主人公のひびきの語りで話が進むと言うのに本人のキャラクターが先述した通りである。「離れても繋がってるよ」な言い様の現代人的スタンスに反して、キラキラ系の秋山さんが最初の友人である事で変化していく、のだろう。ひびきは、本好きな普通の女の子、と言うのはちょっぴり違う女の子である。ストーリーも一人称の語り故、三話は割と高度な仕掛けと結末。全七巻。2018/03/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10132141
  • ご注意事項

最近チェックした商品