講談社タイガ<br> 押絵と旅する美少年

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講談社タイガ
押絵と旅する美少年

  • 著者名:西尾維新【著】/キナコ【絵】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 講談社(2016/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062940474

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内容説明

美少年探偵団六番目の団員となった瞳島眉美。団長・双頭院学、美声を操る生徒会長・咲口長広、料理上手の不良・袋井満、美脚と健脚を誇る足利飆太、寡黙な芸術家・指輪創作――強烈な仲間と過ごす日々にも、ようやく慣れてきた。しかしある日、探偵団の事務所に巨大な羽子板が出現。敵対勢力からの挑戦なのか、はたして……。美少年の弱点が明らかになる美少年シリーズ第四作! 「美脚のヒョータ」を描くショートストーリーも収録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ame

73
ようやくこのシリーズの読み方というか、読む上での読者としての姿勢が見えてきた。何も考えず、個性豊かな美少年(と男装の女の子)たちが非日常的な事件に取り組む様を微笑ましく遠くから見守る。これだ。つまりなにかというと、本格的推理小説を読む体で挑むとひどい肩すかしを食らう。わたしは食らった。けれどそれで良いのかもしれない。魅力のありそうな(←まだ魅力は伝わらない)キャラクターが小気味よく謎解きをする本なのだ。わたしにはどうしても作者の箸休めにしか思えないのだが、それでも不思議と飽きがこないシリーズ。2016/12/20

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

73
ナガヒロリコン……もとい、美声のナガヒロと、くだんの幼女お話である。スピンオフか?と思いきや、瞳島眉美ががっつり主人公でした。いやー、ナガヒロリコンの相手は本当フリフリの美幼女と思いきや、劇癖あるキャラクターだったね。あんま出て来ないのに吐き出される毒のパワーがハンパなかった笑。ていうか、ノリとボケとツッコミでここまで書ききる西尾先生すごいですwww次巻のパノラマ島ってもしやクビキリサイクルのあの島じゃあるまいなと勝手に期待してるんですが。次はもう少し分厚いのお願いします。2016/09/25

ひめありす@灯れ松明の火

60
挿絵と旅する美少年というより○○と旅する美少女。でした。前の巻で美声、もといロリコンの長広の婚約者はいったいいつ登場するのかな~?と思っていたら、丁度タイムリーに婚約者ちゃんの登場でした。そしてごめんよ長広先輩、ロリコン先輩とか呼んでましたよ眉美ちゃんと一緒に反省します多分しない方が確率高いけど。珍しく短編二つで後半はヒョータと眉美ちゃんのエピソード。美術室外不可侵の五人だからその他の学生生活って新鮮ですね。ぶっちぎっちゃうヒョータがよかったです。次はよくてもよくなくても冬季合宿ですね。どうなります事やら2017/03/26

さばかん

60
第四作目は生徒会長で美声のナガヒロ及びその婚約者についてのお話。  いっそのこと政略結婚じゃなくて、養女にしてしまってもいいのではないかと思ってみたりも。 ほんとにほとんどがこの話が主題で申し訳程度の探偵要素が加わっただけの200Pにも満たない。  低俗に言わせてもらうと少々コスパが悪い(笑)。 おまけエピソードに生足くん。2016/10/10

佐島楓

58
これまで登場しなかった意外なキャラがメインとなる本作。しかし、謎が開示されたからといって、ドラマティックな展開になるわけでもないというところがリアルといえばリアル。美少年シリーズ(この呼称、なんとかしてください・・・)の中の美少女眉美、これからどういうスタンスでいくのか? まあ、変わらないとは思いますが。2016/10/12

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