内容説明
勢力滅亡の危機をくぐり抜けたレオンハルト軍。レグルスもまた一領主となり、王国統一に向け新たな戦いに身を投じていく。四勢力が入り乱れる戦乱の中、レグルスたちは遂に宿敵ローデンドルフ軍との決戦に挑む!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
42
うーん、思っていたほど「マッドネス」ではなかった。時代そのものが狂気をはらんでいるという理屈はわかるのだけど、狂気であるべきはレグルスだったろう。題名に期待するほどのインパクトはいまひとつなく、無難にまとまっている感じがした。2016/10/11
よっち
24
危機をくぐり抜け、地盤を確かなものとしたレオンハルト軍。レグルスもまた一領主となり、軍を支える兵站の強化を命じられる第二弾。戦後処理が進み今後の展望を考えてゆく中、新たな課題に直面したレグルスを救う運命の出会い。絶体絶命の窮地を転機に変えてみせた、レグルスたちゼント軍の思い切った行動。最大の強敵との決着に至るまでの過程はかなり展開が早かったですが、周囲を巻き込みながらもどこまでも真っ直ぐなレグルスの快進撃はなかなか面白かったです。ここから外敵含めてどういうストーリーになってゆくのか、次巻以降の展開に期待。2016/09/16
アウル
11
完結かな?レグルスのひたすら真っ直ぐに向かう姿勢、敵には容赦なく敵領の民は救いの手を差し伸べる姿は読んでいて面白かったんだけれども、残念に思ったところは、読んでいるとやたらと年月経つのが早くポンポンと話が進んでいきあっという間に内乱が終わっていった感じになったのが残念だった。もっとじっくり読んでみたかったのだけれども。2016/09/20
ツバサ
9
完結と捉えて良いのかな?本音を言えばレグルスが周りの力を借りて改革を進めていくのをじっくりと読みたかった。しかし、これが面白くないわけではないです。面白かっただけにちょっと気になりました。巻数を重ねていくうちに思想の違いでレグルスがレオンハルトと相見えるところを夢見たりしました。出来れば続いてほしいです。2016/09/23
真白優樹
8
地盤を確かにしていく中、遂に宿敵と決戦を繰り広げる最終巻。―――信じる強さは止まらない。レオ王子の予測不足による窮地、そして仲間の策により飢える民達。その全てを自らの信じる強さで信頼できる人物を見つけ出し、奇策ともいえる策を用いて解決していくレグルス。そんな彼を仲間達は信頼しレオ王子もまた彼らの絆という強さに触れ信頼を新たにし彼らの強さは全てを打ち破る。・・・いつの間にかこの戦争の中心となっていたレグルス。彼の信じる強さこそがこの戦争を終わらせる鍵であり、歴史の歯車を回す鍵であった。 うん、面白かった。2016/09/14
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