銀雪書房<br> 泉鏡花 現代語訳集18-1 婦系図(前編)

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銀雪書房
泉鏡花 現代語訳集18-1 婦系図(前編)

  • 著者名:白水銀雪【著】
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • BCCKS Distribution(2016/09発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

【あらすじ】

参謀本部でドイツ語の翻訳官を勤める早瀬主税は、師であり恩人でもある文学士酒井俊蔵に秘して、お蔦という芸妓上がりの女と暮らしている。

それが露見する、あるいは既にしたのではないかという心配に加え、新たに生じた懸念は、友人河野英吉と酒井の一人娘妙子との縁談。一族の繁栄のため、娘たちを餌にして婿を釣るような家へなど、断じて妙子はやりたくない―というのである。

そんな鬱屈した気分で薬師の縁日をぶらついている時、早瀬は思いがけず師に出くわし、付いて来いと言われて酒井馴染みの芸者屋へ行った。

そこで恐れていたことが現実となり、娘の縁談を何故邪魔するのだ―という叱責とともに、女を捨てるか、それとも師を捨てるか―という選択を迫られたのであった…

早瀬と、彼を取り巻く女たちを中心に描き出される、絢爛たる人間絵巻の前編。


【訳者略歴】

白水 銀雪(しろみ ぎんせつ)

慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学)

システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事

現在、蓼科にて山暮らし

 

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