東日本大震災と地域産業復興〈1〉2011.3.11~10.1 人びとの「現場」から

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東日本大震災と地域産業復興〈1〉2011.3.11~10.1 人びとの「現場」から

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794808875
  • NDC分類 602.12
  • Cコード C0060

出版社内容情報

深い被災の中から立ち上がろうとする人びとと語り合い、新たな世界を共に創るために。「3.11後の現場」からの報告、緊急出版!

2011年3月11日午後2時46分、東北地方太平洋沖地震が起こり、その直後の巨大津波により、東日本の沿岸地域は壊滅的な打撃を受けた。私自身、その時、岩手県釜石市の湾岸に近いホテルの2階にいて被災した。現実のこととは思えなかった。三陸の沿岸地域は東北地方の中でも条件不利地域の典型とされていた。そのような事情の中で、地元に暮らす人びとは必死に地域資源である水産物に焦点を当て、養殖業、水産加工業に勤しんでいた。また、必死の思いで誘致した企業を大事にし、工場のアジア、中国移管が進む中で、国内に残りうるあり方を模索していた。被災のほぼ1カ月後の4月16日から私は現地に入る。茨城県日立、ひたちなかから始め、岩手県沿岸地域、宮城県気仙沼、福島県浪江に入っていった。中小企業の経営者と会い続けたが、いずれも深い悲しみを胸に秘めながらも、復旧、復興への志と希望を語ってくれた。中小企業は地域の有力な市民であり、人びとの雇用の場を作り、暮らしを支え、地域を活性化させていく担い手なのであろう。また、三陸のリアス式海岸に連なる小さな入り江では丁寧な仕事が行われ、あの素敵な「三陸モノ」が生み出されていた。その人びとの思いの重なりから、新たな価値が創造されていた。それは、大量生産、大量流通、大量消費、大量廃棄を目指した「20世紀後半型経済発展モデル」とは異質な、成熟した社会のあり方のようにもみえた。成熟社会、高齢社会、人口減少社会への入口に立っている私たちは、深い被災の中から立ち上がろうとしている人びとから学ぶところは多い。私たちはその人びとに寄り添いながら、共に新たなあり方を模索していかなくてはならない。被災に心を痛めている人びとは、被災の現場を訪れ、立ち上がろうとしている人びとと交流し、語りあっていくことが何よりであろう。そこから私たちはむしろ新たな「勇気」をもらうことになろう。本書はその学びと交流のための第一歩として、地域産業、中小企業の復旧、復興を意識しつつ、震災発生後半年間の現場訪問をまとめたものである。(著者 関 満博)

内容説明

深い被災の中から立ち上がろうとする人びとと共に歩むために―茨城、岩手、宮城、福島各地の「現場」に、復旧・復興への希望と思いを聴きとる。

目次

第1部 地震、津波の衝撃と地域産業・中小企業(岩手県釜石市で被災する―中小企業が地域再生の鍵を握る;岩手県沿岸地域の産業復興の課題―持続可能な私たちの「未来」に向けて ほか)
第2部 基幹産業の水産業の被災と復興(岩手県宮古市/復興に向かう三陸水産業コンプレックス―漁業、漁協、加工業の取り組み;宮城県気仙沼市/東北を代表する水産業都市の復興―地震、津波、火災、地盤沈下の中で ほか)
第3部 モノづくり中小企業の被災と復興(茨城県日立市、ひたちなか市/復興に向かう中小企業―ひたち立志塾と全国ネットワークの支援;宮城県気仙沼市/造船業の被災と復興の課題―東日本太平洋側唯一の鋼製漁船製造の地域 ほか)
補論 被災地の産業復興をめぐるトピックス(茨城県日立市/東日本沿岸の小規模漁協―津波被害を乗り越える「久慈町漁協」;宮城県気仙沼市(旧本吉町)/津波被災を乗り越えて再開―仮設で直売所とレストランを「道の駅大谷海岸」 ほか)

著者等紹介

関満博[セキミツヒロ]
1948年富山県小矢部市生まれ。1976年成城大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、明星大学経済学部教授、一橋大学名誉教授、博士(経済学)。岩手県東日本大震災津波からの復興に係る専門委員。宮城県気仙沼市震災復興会議委員。福島県浪江町復興有識者会議委員。岩手県北上市「工業振興アドバイザー」。岩手県宮古市「産業創造アドバイザー」。ひたち立志塾塾頭。受賞:1984年第9回中小企業研究奨励賞特賞、1994年第34回エコノミスト賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Koning

6
中小企業経営コンサルというか、アドバイザー的な人で震災時にも釜石で講演をしてた著者が震災後被災地を回り続けて地域と産業をどう復興させるか、地域の人達と取り組んだり取材したりした記録。被災地も目立って取り上げられるところから震災あったの?と扱われているところまであるし、被害状況や復興への障害もそれぞれに違うけれど、そうした幅の広い問題を一応分類しつつ、でも各地の実情を踏まえてということで提言も含めて色々と考えさせられる。しかし、風評被害というか、例の放射脳な人達がマスコミやTwitterでデマ飛ばし(続く2013/02/04

壱萬弐仟縁

2
条件不利地域における復興(37ページ~)。平均年齢60代前半。個別よりも共同体としての復興を優先される必要性が説かれる。仮設住宅被災者が望むのはコンビニと飲食店(56ページ)。井戸端会議ができる場所がポイントか。漁業が生業の住民の生き様が写真などからも垣間見れる。観光は本物の中で発見、感動がポイント(93ページ)。欧米人の家族も被災漁村でカキの種付けボランティア来日(2011年8月6日、142ページ)。この広島原爆投下という日もまた象徴的な国際平和復興協力の素晴らしさだろう(写真あり)。新地域発の価値☆。2012/12/21

としゆき

1
以前この人の本を読んだときは、個々のケースがバラバラに記述されてて、そこから共通する理論等が抽出されてないのが不満だった。しかし、この本の場合ではむしろそれが良かった。もちろん、今の時点で被災地を一括りに語るなんてできるわけないんだけど。色々な場所で発表したものをまとめてるので重複はあるけれど、個別の事例の積み重ねで、被災地中小企業の実態を多少とも知ることができた。雇用の場としての中小企業は本当に大事。前向きに努力する事業主の皆さんには敬服。自分も少しでも力になりたい。2012/02/16

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