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内容説明
魔法の指輪で異世界に迷い込んだディゴリーとポリーは、廃都に眠る悪の女王を誤って復活させ、ロンドンに連れ帰ってしまう。女王を元の世界に戻そうとするが、入り込んだのはまた別の世界。そこでは今まさに一頭のライオンが新たな国を創造しようとしていたところだった……。世界最高のファンタジー大作が、大人も楽しめる新訳でついに登場! ナルニア最初の冒険を描く第1巻。(解説・松本朗)
1 ~ 1件/全1件
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公開用本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まふ
133
3大ファンタジーの私自身にとって第2弾目。「不思議の国のアリス」的な導入で読みやすく素直に物語の世界に入れる。主人公ディゴリーとポリーのやり取りも可愛らしく、ライオンのアスランはキリスト的であり、ナルニア国が動物たちの王国であることも好感が持てる。ル・グイン「ゲド戦記」を読んだ後なので、「わざとらしさ」「虚飾的なもの」が少なく「おとぎばなし」的であることが当面の好感度向上のポイントかも知れない。これなら面倒くさいこともなくすいすい読めそうである。(G1000)。2026/01/26
扉のこちら側
93
2016年955冊め。【226-1/G1000】岩波少年文庫の旧訳版は原書の出版順に「ライオンと魔女」を1巻としているが、欧米では著者の意向により作中の時系列でこの「魔術師のおい」を1巻にしていて、今回日本でも新訳化にあたってそちらに倣った形となっている。この巻での見どころはやはりアスランの歌、ナルニア創生のシーンかな。2016/11/03
Die-Go
79
「ナルニア国物語」の始まりを告げる本作。発表順では後の方だが。買ってからなかなか手がつけられず、何年も寝かせてしまった。旧訳と比べて若干の軽さは否めないし、挿し絵が残念な感じ。何せ、瀬田訳、ポーリン・ベインズ画で育ってしまったので。でも買ってしまったからには読まなければ。次は幼心に衝撃を受けた『ライオンと魔女』の新訳『ライオンと魔女と衣装だんす』である。期待していきたい。 2023/01/21
sin
79
斯くしてナルニア国は誕生し、創世は終末を予感させる。身勝手なおじが子供達を実験動物として扱うその論理は大義名分を振りかざす政治家という人種を彷彿とさせる。そのおいがアダムの息子と呼ばれるのは原罪に対する人間の宿命か?また新しい王国を統べる存在にわざわざ別世界の存在たる人間を据える教義的慢心は作者が信心深く、そしてナイフとフォークの国の人ならでは…であろうか?◆英ガーディアン紙が選ぶ「死ぬまでに読むべき」必読小説1000冊を読破しよう!http://bookmeter.com/c/3348782018/10/05
マエダ
76
本書を書いたことで世俗的な成功をおさめ、学者としてのルイスをある意味では挫折させることになってしまう。伝統的なアカデミックの世界では、一般の人々を対象とする書物や講演は、知の最前線を切り開く正当な学問的業績とはみなされなという。そんなことはどうでも良いくらいに本書は面白い。2019/03/27
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