新潮文庫<br> 山口瞳「男性自身」傑作選 中年篇

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新潮文庫
山口瞳「男性自身」傑作選 中年篇

  • ISBN:9784101111339

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内容説明

昭和38年に直木賞を受賞した著者は同年末から週刊新潮で連載を始めた。「男性自身」という奇妙な題名のコラムは、会社員兼作家である自身の哀歓、家族・友人のエピソード、行きつけの店での出来事などが綴られた身辺雑記だった。それは独断と偏見が醸す力強さと、淋しさ・優しさが滲み出た独特の文体で、読者の心を掴んだ。40代に書かれた作品を中心に、大ファンの重松氏が50編を選ぶ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koishikawa85

5
江分利満氏の優雅な生活ではさほど感じないのだが、エッセイをまとめて読むと、その女性差別的なところとか、酒にだらしないところとかが鼻につく。何言ってるのかわからないものも。たたやはりうまいなあと思うところもある。2023/03/22

うりぼう

3
「男性自身」傑作選とあって、顔を赤らめる私。重松清の選なので、自ずと安心。2003/07/12

てらさか

2
他の「男性自身」を読んでいないので、ほとんど初めての話ばかり。電車が乗れない妻に「ぼかぁ、君と京都を歩きたいんですよ」といえようか、のくだりに愛しさを感じる。2019/01/06

Ryoichi Ito

2
巻末の「担当編集者座談会」も面白い。2015/09/29

Natsuhiko Shimanouchi

2
酒にまつわるエッセイが面白い。「サラリーマン同士で酒をのむと、わびしい気分になる」。まさに。2015/07/22

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