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内容説明
ヴィエンヌ修道院で出会った新型人形の手がかりを探るために、反女王派・ロードナイト公爵家に入ったルチル達。そこで「宮廷楽団」は、公爵の婚約者として潜入した宮廷のスパイ・スピネルと再会する! やがて催された婚約発表パーティ、公爵の謀略で囚われてしまったルチルは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カナン
15
「大好きな君を困らせて泣かせて殺してあげるよ」。ガーネットという女性として生きる道しか残されなかったカーネリアンの人生があまりに救いが無い。シャントゥールからフィロメーラへと引き摺り下ろされそうになるルチルのハラハラ具合が好き。圧倒的に高潔な天使の歌声を持った者は男でも女でもなく、ましてやとうに人ですらない、というのがこの作品のキーのひとつなのかな? しかし3巻に入って一気に駆け足になったように思います。2015/03/04
高宮朱雀
11
歪んだ人間関係や変態が登場するのは由貴さんらしいけど、今回はヒヤヒヤさせられる場面が多かったように思う。 表紙カバーの右下に蝶のシルエットがあるのだけど、私にはこれが昆虫標本のように見える。捕まって、囚われて動けない…登場人物にもそれぞれに越えられない心の壁があるような感じを受ける。 事実、自分を保つ為に敢えての犠牲を払わなければいけない時もあるけれど、その代償ってそれ以上だと思うよ。それを突き付けられるのが先か後かだけの事。2023/07/12
ako
6
男なのに女王候補だったルチル。女王というものが一体何なのか謎。 カーネリアンの人生は悲しすぎる。男として人としての全て奪ったのはロードナイト家であってルチルではないのに。今度はベルチェに利用されて… ベルチェの言っていた「あそこ」という場所が気になります。2014/08/10
aki*
5
エレスは本当に良い子だ(*^д^*)グィンデルにほまんまと騙されました。あとがきの某動画トークも素敵(笑)2011/06/28
toshi
4
1巻から読み返してみた。またちょっと展開があって謎が解けてきた感じ。まだまだ楽しませてくれそうね。2010/03/06