花とゆめコミックス<br> 人形(ギニョール)宮廷楽団 1巻

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花とゆめコミックス
人形(ギニョール)宮廷楽団 1巻

  • 著者名:由貴香織里【著】
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • 白泉社(2016/08発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784592186618

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内容説明

感染すると意思を無くし、人を襲う「人形」となってしまう奇病「ガラテイア症候群」。「人形」が蔓延り、人々が絶望する世界に、慰問の旅を続ける宮廷楽団があった。女性のような容姿を持つ楽団長・ルチルの歌声と、秘密の歌集「黒の讃美歌書」が滅びの世界に奇跡を起こす――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カナン

21
手離す前に再読。描き込みの量が減って見やすくなったように思います。謎めいた宮廷楽団が辿り着いた、閉鎖的な街に蔓延するのは奇怪な病。人々は次々と陶器の人形のようになって、撃てば粉々に割れて砕けて絶命していく「ギニョール」となる。…バイハザ? 双子の片割れを失って苦しむエレスチャル。その前に現れた、豊かな黄金の長い髪を靡かせて乙女のように微笑う団長ルチル。呪いも病も迷信も全て吹き飛ばしてみせる、祝福された奇跡の声。戦いの武器は歌声ひとつ。一筋縄ではいかない性格も魅力的です。スピネルちゃんもかなり好きだったり。2015/03/04

高宮朱雀

12
一度感染すると人形化してしまう奇病、まずそこに興味を持った。表紙のルチルの雰囲気からしても、ヨーロッパや貴族の印象がまず浮かぶし、そうなると必然的にビスクドールも切り離せない要素。設定はさて置き、実際のところ、人形愛好家でもなければ、精巧過ぎて逆に近くに置きたくない…。 奇病を治す手立てはなくても、一時的に元の人格を取り戻させる、或いはウイルスの効果を抑制させたり、消滅させられるかも知れない可能性を持つのが彼等、裏の宮廷楽団らしい。 団員も皆、訳ありな人物揃いのようだけど、紙一重で暗い過去を抱えてそう…。2023/07/12

aki*

10
由貴先生の作る中世ヨーロッパ風な世界観が大好きです(^д^*)絵もお美しい…!!(笑)奇病が蔓延し、その感染者「人形」が人々を脅かす世界。そこを旅する「裏」の宮廷楽団…。読書メーターの感想に『バイオハザード』に似ているとのコメントを見て見事な例えに思わず拍手!奇病は何故発生したのか?裏宮廷楽団メンバーの過去とは?物語序盤にして、早くも謎だらけで…続きが気になります。2011/06/25

ゆっき~

9
やっぱり由貴香織さんの絵好きだわあ。もちろん音はないのにルチルの美声が想像できる。ルチルは今のところルーイとカインの次に好きな主人公かも。これからどうなるか楽しみ!2013/07/15

8
こっちでした…面白かったです。2019/11/01

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